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2016年5月 7日 (土)

レボルビング装置の裏技?

B16_05_07


天体写真を撮影するにはレンズへの夜露付着対策が必須です。
乾燥したイメージのオーストラリアでも,この時期は
昼夜間の温度差が大きいのでレンズが曇ることはしばしばです。

この写真はこの時期にクイーンズランド州のトゥウンバ付近(Dalby)で
撮影しましたがもの凄い夜露でした。
レンズ(PENTAX67の対角魚眼)にはここで紹介したリングヒーター
装着していたので,全く結露しませんでしたが機材はびしょ濡れ状態でした。


このころのフィルムカメラならまだしも,デジカメでは不安になるほどの
夜露ですが,その対策用としも遠征時には大きなポリ袋を持参します。

本来は急な雨対策用ですが,写真のようにレンズだけ顔を出して
撮影すれば,カメラボディなどの機材を夜露から守れます。
この際にレボルビングのリング部がポリ袋の保持に役立ち
100リットルクラスのポリ袋なら被って構図やピント合わせもできます。

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