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2016年5月 6日 (金)

SP15-30mmとレボルビング装置について

B16_05_06


TAMRON SP15-30mmは超広角ズームレンズとして人気ですが
異様に大きくて重たいので,自由雲台での運用には無理があるようです。
このところ自由雲台に限界を感じられた方から,レボルビング装置(RR-110)
に関するお問い合わせが多いので改めて紹介いたします。
 

通常はカメラボディを直接レボルビング装置に装着しますが
大きくて重たいこのレンズの場合,L型ブラケットの併用を推奨します。
確実に保持できるうえに,RR-110へのカメラ装着がワンタッチで行えます。

写真のNIKON D810Aの場合はCANON EOS6Dなどと比較すると
ボディ底面からマウントまでが長いですが以下の組み合わせでは
RR-110と干渉しないことを確認しております。

①RR-110専用のLBプレートに
②SUNWAYFOTO社製のDMP-100を装着して
③kirkphoto社製ブラケットを装着したD810Aをクランプします。

この組み合わせでは,一番厳しいTAMRON SP15-30mmを
クリアーするのでこれより小さいレンズは概ねご使用いただけます。
(全てのレンズの装着を保証するものではありません。
SIGMA8mmF3.5などの全周魚眼レンズでは視野が蹴られます)


写真はスカイグラフに少し手を入れた状態での撮影スタイルです。
この場合,極軸,赤緯軸(相当のパノラマヘッド),レボルビングの3軸が
フリー回転で構図をとれます。
これは自由雲台とは比較にならない使いやすさですが
フリークランプで動かない=撮影中にズレて星が流れない事を意味し
これが最大のメリットでしょう。


写真のスカイグラフはRR-110(旧型,ノーマル状態)やカーボン三脚などとの
セットでお譲りいたします。(カメラとレンズは含みません)
1段式三脚の場合,一式で150,000円,2段は160,000円です。

詳細はHPからお尋ねください。ご購入いただきました。
極軸のみのポータブル赤道儀とは別世界の使いやすさです。

 

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