Zeiss APQ150/1200のヘリコイド
ルナ天文台には82cm反射(ジンデン鏡)の他に併設されたスライディングルーフに
ZeissのAPQ150/1200(フローライト3枚玉アポクロマート)が設置されています。
先日はこれで木星などを見ましたが本当によく見えます。
所有していた,TOA-150やTMB-152よりもよく見えるように感じました。
APQ150/1200は15cm屈折の中で最も高い評価のようですが
知人が所有する某カメラ(顕微鏡?)メーカー製のフローライト(15mmF7,3枚玉)
と見比べてみたいです。これも驚くほど良く見える15cm屈折です。
ところで,ZeissのAPQ150/1200の接眼部はヘリコイドですが
写真のようにアイピース側を保持する構造になっています。
私のバンドは,ビクセンのVSD100やBORG55FLなどを以下のように
ヘリコイドの両側を保持する方法をとっていますがこれと同じです。
さすがにZeissでヘリコイドを知り尽くした設計でしょう。
接眼部に力をかけてもビクともしませんでした。
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