ミューイ天文台 修理完了

この週末は先月紹介した天草のミューイ天文台修復作業を行いました。
写真は完了後の自動導入テストなどを行っている様子ですが,ACサーボモーター
特有の静かで滑らかな動作はステッピングモーターとは一線を画すものです。
作業は壊れた駆動系の換装と,ウォーム周りの調整や配線の張り替えです。
写真は新旧の出力200WのACサーボモーターやドライバーを並べてみましたが
ちょうど20年前に廃盤となった旧型と新型はご覧のとおり大きさが異なっています。
重さでは,モーターは3.4kg→1.0Kgにドライバーは5.9kg→0.9kgなので1/5ほどです。
(新型のモーターは旧型モーターから取り外した特殊減速機と連結した状態です)

モーター外形は小さく,軸形は太くなってるので機械的な接続部の加工が
必要ですが,一番厄介なのは電気信号の入れ替えです。

上位側のコントローラーから信号を一つずつ調べながら入れ替えますが
上位側との取合い図などはないので大変です。
サーボモーターはステッピングモータに比べると取合い信号が多いのですが
間違った配線で上位側に影響が出ると大変なので神経を使う作業です。

ところで天文台を訪れると思わぬ出迎えがありました。
私の方に向かって小鳥が飛んで来たので驚きましたが
実は天文台の職員さんが巣から落ちた雛を保護され,最近自然界に離された
ホオジロの幼鳥とのこと。スマホでこれだけ近寄れました。

天草と言えばタコが有名ですが,近くの道の駅でタコ丼をいただきました。
タコの量の多さにビックリしましたが,太い足1本分以上使ってありそうです。


ミューイ天文台の作業は完了しましたが,帰りに立ち寄った別の天文台は
手つかずのままです。
辛うじて転倒は避けられましたが,このタイプの赤道儀はアンカーボルトはなくて
ベースに乗っているだけなので転倒防止対策が必要です。
しばらくは先に紹介した南阿蘇ルナ天文台の本復旧作業などが続きます。

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