2つの個性のハーモニックドライブ赤道儀
ハーモニックドライブの赤道儀を評価していることは何度か紹介していますが
韓国の知人と情報を交換しながら実用化を競いあっています。
上の写真は私の評価機ですが,バランスウエイトが要らないメリットを生かして
ツイン鏡筒仕様や極軸を北につきだして子午線越えの追尾に有利な形状などを
模索しています。プレートを多用したためかちょっとゴチャゴチャしていますが
VSD100を余裕で搭載します。赤道儀の重さは4kgほどです。
私は停滞しているさなか,知人は以下のプロトタイプを完成させてしまいました。
既にFSQ106EDや後ろに置いたR200SSでのテスト撮影に入っているようです。
あくまでも極軸望遠鏡の内蔵にこだわる私と,極望はあっさり切り捨てて
Pole Maste対応とした知人のデザインの差は歴然ですね。
インテリアにもなりそうなスマートなデザインはさすがです。
これなら海外遠征でもかさばりません。
プロトタイプの重量は約5kgとのことなので,重さでは私がリードしています(笑)
実は知人は既に据え付け赤道儀としてハーモニックドライブを実用化しています。
写真は40cm(プライムフォーカス)鏡筒を搭載していますがウエイトが無いので
観測所内が広く感じますね。ウエイトに頭をぶつけることがなくなったそうです。
以下はガイド撮影中のグラフです。(拡大します)
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