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2016年7月18日 (月)

SDS38,DP38-190のご紹介-2

B16_07_18


先日紹介したSDS38はUNC3/8ネジを使ってパノラマヘッドに装着していましたが
開発の一番の目的は,今回紹介するP-2などの小型赤道儀への装着です。
 

328クラスの望遠レンズは,事実上ドイツ式でないと運用できないと思いますが
小型で高精度なP-2や,MS-3N,PENTAX75赤道儀などは最適でしょう。
これらの赤道儀なら,ガイドしなくても328クラスを追尾します。
(スカイメモRは上記の半分ほどの精度なのでガイドなしでは難しいでしょう)


P-2,MS-3N,PENTAX75赤道儀の鏡筒取付け部の直径は60φなので
SDS38の設計ではこれらの赤道儀とのマッチングを考慮し幅を60mmにしています。

DS38を含め一般的なアルカスイスクランプは50mm角なので収まりが悪くなりますが
SDS38は幅が合っているので見た目も綺麗です。
  
P-2やMS-3赤道儀は強度・精度ともに大変優れていますがスタイルも綺麗です。
オプションの開発では美観を落とさないようにすることも重要ですよね。


下の写真は,PCD35アダプター経由でSDS38をMS-3に装着した状態です。
(MS-3用PCD35アダプターは僅かですが在庫ございます)

B16_07_181

 
なお,写真のP-2アングルファインダー用接続リングは完売しました。
お問い合わせいただき申し訳ありませんが再販売の予定はございません。

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