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2016年7月 1日 (金)

ルナ天文台本復旧の準備

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今日は2ヶ月ぶりに南阿蘇ルナ天文台に行きました。
4月に仮復旧したドームやスライディングルーフの本復旧打合わせです。

今日から始まる「九州ふっこう割」のおかげで,夏休みは大勢のお客様
が期待できるそうです。
それまでには完全普及できるようスケジュールの調整などを行いました。
(現在も天文台の公開も含め営業されています)

B16_07_01_2


このドームのスリットは上下を2個のモーター(ドーム外設置)で駆動する方式なので
停電や電気系のトラブル時には動かすことができません。
対策として1つのモーターで上下を駆動するよう改良しますが
モーターはドーム内に設置しハンドルも付加するので緊急時は手動で対処できます。

今回は天文ハウストミタさんのお手伝いで電気系を担当します。
ドームの回転やスリットの開閉は赤道儀との同期や雨滴センサーとの連動ために
改造されていますがその内容などを調査しながらの切り替えになります。

写真のようにドームは頂部まで6mあります。
中央に座った82Cm赤道儀を避けて足場をかけるのは容易ではないようです。


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