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2016年7月15日 (金)

QHY16200Aのテスト撮影

B16_07_16

QHY16200A用のカメラレンズマウント(NIKON)を試作していますが
久しぶりに晴れたのでピント位置の確認を行いました。
薄雲越しの撮影ですがピントの確認には影響ありませんでした。

ピント確認が目的なので-5℃までしか冷却していませんが
ノイズや目立つ縞もなく綺麗な画像です。(ムラは雲の影響です)
大きな画像はこちらにリンクしています。
 

AF-S NIKKOR 200mmF2 は試作のマウントでQHY16200Aに装着しただけで
調整は行っていません。
そのために右側の周辺像は良くありませんが,スケアリングを調整すれば
APS-Hの16200A使うには十分な星像が得られそうです。
周辺減光も半絞りほどなので開放でも使えそうです。

撮影データーは以下のとおりです。
・QHY16200A,1×1bin,冷却温度-5℃,露出60S,IRカットフィルター装着
・レンズ:AF-S NIKKOR 200mmF2 →F2開放
・自作赤道儀で自動追尾

KAF16200はアスペクト比が4:5なので正方形に近い写野です。
正方形の16803を見慣れていると違和感はありませんが
D810Aなどアスペクト比が2:3の画像と合成する場合は無駄が出そうです。

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