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2016年7月26日 (火)

SDS38,DP38-190のご紹介-3

B16_07_261

写真は昨日紹介したパーツで補強したスカイメモRに
①FEISOL製パノラマヘッド(PB-70)とSDS38を装着し
②それにSUNWAYFOTO製スライド(DMP-200)の両端に2連カメラを搭載しています。

ここで問題となるのが
①パノラマヘッドの回転固定ノブとSDS38のクランプ部の位置関係(干渉)
②互いのカメラの光軸ズレです。


B16_07_262


SDS38には,この2点を解決するために3カ所にM6の押しネジを装着しており

①に対しては,右上の写真のように任意の位置で(例は90度)固定できます。
中央のUNC3/8でねじ込み後に3カ所の押しネジで突っ張るの方法なので
隙間が生じますが単にねじ込むより強力に固定でき,緩めるのも容易です。

この種のねじ込みで,緩められなくなった経験をお持ちの方も多いと思いますが
この方法なら安心です。傷防止用ステンレスプレート(オプション)も準備します。

B16_07_263

②に対しても①と同じ原理ですが,中央のUNC3/8タップ部を表から
UNC1/4ボルトでルーズに固定し,3カ所の押しネジの締め付け具合で
回転方向と高度方向の微調整を行います。
調整の都度カメラを取り外す必要がありますが簡易方法としては充分でしょう。
これ用として厚手のステンレスプレートも準備しています。

なお,この押しネジ部を裏面から引く方式の光軸調整プレート(AP60-250)も
計画中です。
構造はAP100-300などと同じで,カメラを外さずに裏面から光軸調整が可能です。


1枚目の写真でスカイメモには荷が重いのでは?と感じられるかも知れませんが
極軸保持部の耐荷重はEM-200クラスと思っていいでしょう。
純正のカメラ取付けネジ(UNC1/4)の強度が不安なのでUNC3/8に強化しました。

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