SuperなSDS38
関連記事で紹介していた大型アルカスイスクランプが完成しました。
商品名はDS38の頭にSuperをつけ,SDS38にしています。
全製品共通ですが,DSはDovetail Saddle,DPはDovetail Plateの略です。
今回Superと銘打ったのは従来のDS38に比べ二回りほど大きくなっただけでなく
P.C.D.40に配置したM6タップなど,幾つかのアイデアが込められているからです。
それらについては今後紹介しますが,まずはその大きさが解るように現行品の
DS38と並べてみました。
なお,奥のアルカスイス規格プレートは,SDS38と同時発売するDP38-190(奥)と
現行品のDP38-110(手前)です。
DP38-190はトッププレートとしても使えるよう多様な穴やタップを加工しています。
写真は市販のパノラマヘッドにSDS38を取り付け
5kgほどの機材(200mmF2の望遠レンズとQHY16200A)を搭載しています。
クランプのノブが30φと大きいことも相まって328クラスでも不安なく運用できます。
詳細な仕様は追って紹介しますが,SDS38とDP38-190の価格はそれぞれ
9,720円,8,100円(税込み)で,いずれも8月の発売予定です。
2014年5月に天文用としてのアルカスイスクランプDS38を商品化しましたが
発売後2年間で1,400個ほど出荷し,DP38-110も含めると2,400個に達します。
アルカスイス規格製品は天文用として完全に認識されたと感じていますが
より重量級の望遠レンズや鏡筒を搭載するためにSuperなSDS38を企画しました。
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