SDS38仕様のXY65について
先日紹介したSDS38(アルカスイスクランプ)仕様XY65を使った場合の
スカイメモR側のプレート取り付け方法についてご質問いただきました。
スカイメモR底面のカメラネジ(UNC1/4)は中央1カ所だけなので
アルカスイスクランプ/プレートでの運用は不安です。
ただ両端にはM8タップが施されているので,ここにUNC1/4の
ヘリサートスプリューをねじ込めば2カ所(3カ所も可)固定が可能です。
以下左奥が本来のカメラネジで,手前はM8タップをUNC1/4にしています。
規格違いのようですが,M8(並目)のピッチは1.25mmでUNC1/4は1インチ
当たり20山です。
つまり両者は同じピンチと考えてよく,M8タップがヘリサートで補強された
立派なカメラネジに変身?します。
こうすればBENROのPL150を写真のように無加工で3点止めできます。
ヘリサートは専用工具でねじ込みますが,ピンセットなどでもねじ込めます。
SDS38仕様のXY65をお求めの方へは無償でご提供しますので申し付けください。
アルカスイスクランプ/プレートで仕立てると赤道儀の脱着が容易になり
複数の赤道儀での運用の際には特に便利です。
また南北方向にスライドできるので,以下のように低緯度(写真はXY65の
下限の約8度)での使用時にバランスウエイトと三脚の干渉が防げます。
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