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2016年10月31日 (月)

乾燥空気発生装置(DAG)の実力

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2晩連続で先日紹介した乾燥空気発生装置やオフアキのテストを行いました。

初日は湿度が低かった事もあり乾燥空気を送らずとも結露しませんでしたが
昨夜は湿度が高かったせいか性能を評価できる試験ができました。

故意に(高湿度下で乾燥空気を送らずに急速に冷却)ウインドウガラスを
曇らせた後,乾燥空気を送ればどの程度の時間で乾かせるかを試しました。
撮影しながらの確認ですが,60秒毎の露出に対して2枚目からは
楕円形の曇りは写らなくなったので短時間で乾燥したようです。
 

乾燥空気発生装置(DAG)の受注は既に終了しましたが
このテストはDAGをご用命いただいた方への情報を目的としています。
冷却前から乾燥空気を送れば結露が発生しない基本的な性能は
開発段階で確認していますが,カメラレンズ面と並列送気の効果や
一旦結露してしまった場合でも効果があるかをテストしたものです。

B16_10_313


ところで,撮影後に赤道儀の電源を切り忘れる事があります。
フォーク式なのでカメラを取り外していれば事故にはつながりませんが
極軸は何日も回ったままなので,赤緯のモーターケーブルが捻れてしまいます。
対策として,写真のように西の地平線以下で駆動を止めるスイッチを付けました。
原始的なメカ式のスイッチですが直感的でわかりやすいです。

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