新型MTS-3自動導入モータードライブの紹介-2
新型MTS-3の自動導入モータードライブ(改造)の内
Mark-Xなどモーター外付け赤道儀用については先日紹介しましたが
本日は赤道儀側にパネルを有すEM-10/200について紹介します。
MTS-3と赤道儀は複数の信号を集約した1本のケーブルで
接続されるので「一括ケーブル仕様」と呼んでいます。
以下はEM-10用のセットで,コネクター部を改造したMTS-3
接続ケーブル,赤道儀側パネル,PM型モーターで構成されます。
PM型モーターは純正と同タイプなのでギヤなどはそのまま流用します。
赤道儀側パネルには電源とオートガイド接続端子を備えていますが
RS-232C端子はないので,MTS-3のコネクターに配線しています。
後日紹介しますがビクセンのSX系も同じ配線になります。
次はEM-200用のセットで,コネクター部を改造したMTS-3
接続ケーブル,赤道儀側パネル,HB型モーターで構成されます。
HB型モーターは純正と軸経が異なるので専用のギヤをセットしています。
(市販されている一般的なギヤとは圧力角が異なる特注品です)
EM-200用の場合,赤道儀側パネルにRS-232C端子も備えているので
MTS-3とパネルはケーブル1本で接続されます。
以下は販売を終了しているBLDモーター仕様の場合です。
参考用に紹介していますが,コストの関係で今後生産予定はありません。
EM-10用のセット価格は99,240円です。交換費用は別途10,000円必要ですが
オーバーホール時(費用は16,000円)に併せて行う場合交換費用は不要です。
EM-200用のセット価格は128,440円です。こちらも交換費用は別途10,000円
必要ですがオーバーホール時(費用は22,000円)に併せて行う場合は不要です。
新規のご注文分は4月からの販売予定ですがご予約を受け付けております。
赤道儀の改造を必要としないMark-X用などは,ご注文後1ヶ月ほどでの
納品を予定していますが,赤道儀の改造やオーバーホールを含む場合は
納期の調整が必要です。
スケジュールをご案内しておりますのでご予約いただけると幸いです。
多くのご予約ありがとうございました。1月に入荷した初期ロット20台と
3月入荷予定の第2ロット20台は終了しました。
第3ロットは5月頃の入荷予定で,販売は6月以降を予定しております。
(1/15日追記)
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