« ポラリエ用ポールマスターアダプターやXY50-35について | トップページ | 星景写真撮影用ゴニオ赤道儀の実用化 »

2017年1月29日 (日)

新型MTS-3自動導入モータードライブの紹介-4

B17_01_291_2


公共関連の出張などで久しぶりの更新となりましたが,今日はNEW ATLUXの
新型MTS-3での改造をご紹介いたします。

その-1ではマークXなどモーター外付け機種対応の分割ケーブル仕様
その-2では,EM-200など赤道儀にパネルが付く場合の一括ケーブル仕様
について紹介しましたが,今回は中間的なケーブル仕様となるNEW ATLUXです。

NEW ATLUXは赤道儀側にスターブックなどと接続する多芯コネクターと
電源コネクターが配置されていますが,MTS-3での改造もそのまま継承されます。
NEW ATLUXとMTS-3間は1本のケーブルで接続され(電源は赤道儀側で供給)
RS-232CとガイドケーブルはMTS-3に接続されます。


なお,以前の記事で紹介しましたように今後のNEW ATLUX赤道儀の改造は
ベルトドライブに変更しました。
ベルトの場合,モーター周りのバックラッシュを軽減できるのでガイド撮影に
向いています。以下は赤経側と赤緯側の駆動部です。


B17_01_292


B17_01_293


新型のMTS-3を使った各種赤道儀の改造は,3月入荷の第2ロット分まで
ご予約で終了しておりますが,NEW ATLUXは夏前入荷予定の第3ロットで
対応予定です。

円筒状のDCサーボモーターから角張ったステッピングモーターに換装するため
ハウジング加工を行いますが,ある程度の数量をまとめて改造予定です。
9月以降の対応となりますが,興味のある方はご予約いただけると幸いです。
改造費用は,赤道儀の点検調整費用を含め138,000円(税込)です。

新規のマークXやEM-200などについても9月以降の対応を予定しております。

|

« ポラリエ用ポールマスターアダプターやXY50-35について | トップページ | 星景写真撮影用ゴニオ赤道儀の実用化 »

モータードライブ・自動導入」カテゴリの記事