2タイプのハーモニックドライブ赤道儀発表
HOBYM ObservatoryとK-ASTECで共同開発(主に電気系統を担当)した
ハーモニックドライブ赤道儀,2機種(CRUX170HDとCRUX320HD)を発表します。
まずは,アタカマ砂漠遠征や星空研究会などで紹介していたCRUX170HDです。
本体の重量は5.2kg4.9kg(2/23訂正)と軽量なので海外遠征にも最適でしょう。
搭載荷重はバランスウエイトなしで約8kg,3kgのウエイト併用時は約18kgです。
FSQ106EDクラスならウエイトなしでも運用可能です。
次は170HDを二回りほど大きくしたCRUX320HDです。
30cmF4クラスでの移動撮影を前提に開発していますが重さは19kgです。
搭載荷重はバランスウエイトなしで約20kg,ウエイト併用時は約50kgです。
上の写真はスケールが異なりますが,並べるとこれほどの差があります。
以下は,CRUX170HDをPTP-C22に搭載した状態です。
詳細は今後何度かに分けて紹介しますが価格は以下のとおりです。
いずれも受注生産商品で次のロットは5月の完成予定です。
・CRUX170HD: 600,000円(税別)
・CRUX320HD:1,150,000円(税別)
(価格は為替レートにより見直す場合があります)
以下はCRUX170HDの初期ロット製作風景です。
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