Nikon D500で星を撮ってみました
Nikon D500はこの夏の日食用として購入しましたが,星空を撮った場合の
性能も気になるのでテスト撮影してみました。
といっても,正月にD810Aで撮ったオリオン座と比較する程度です。
撮影日は異なりますが場所は同じで,いずれも外気温度は0~-2℃程度です。
いずれもISO1600,180S,50mm絞りF4で撮ったままのJPEG画像の中心部です。
写真の左がD500,右がD810Aですが,D500はホワイトバランスを
AUTOのままで撮ったためかバックグラウンドが青緑になっています。
ノイズに関してはD810Aと比べて極端に劣ることはないようです。
実は,D500はSIGMA Artシリーズ単焦点の50mm F1.4 DG HSMで
D810Aは同じく Artシリーズズームレンズの50-100mm F1.8 DC HSMで
(50mm端)撮っていますが,中心部はズームの方がシャープに感じます。
単焦点はピント合わせ精度の問題かと思い,過去にD810Aで撮った画像も
参考にしましたが同じような星像です。
メーカー発表のMTF曲線では単焦点の50mmより,ズームの50-100mmの
方が優秀ですが,まさか星の実写でもズームレンズの方がシャープとは
驚きました。(あくまでもAPS-C相当で撮影した写野中心星像の比較です)
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