Carl Zeiss VS SIGMAの135mm
Carl ZeissのApo Sonnar T*2/135は生産終了になりましたが
SIGMAから同じようなスペックの135mm F1.8 DG HSMが発表されました。
個人的にSIGMAのArtシリーズは,写真の50-100mm F1.8 DC HSMなどを
所有しています。どれも高性能なので,この135mmも期待してしまいすが
天体写真として評価の高いApo Sonnarとの性能差が気になります。
公開された両者の性能データー(MTF曲線)を見比べるとSIGMAの方が
良さそうに見えます。
ただ,手持ちのSIGMAのAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMは
MTF曲線上ではApo Sonnarより高性能ですが周辺像に限っては
Apo Sonnarに遠く及びません。
MTS曲線は”1”に近いだけでなく,Apo Sonnarのように中心から周辺まで
フラットなのが良いのかも知れませんね。
個人的には色収差ではSIGMAが優位で周辺像ではApo Sonnarが勝るのでは
と予想していす。
ところで,写真の50-100mm F1.8 DC HSMは三脚台座があるので大変便利です。
残念ながら135mm F1.8 DG HSMは三脚台座はありませんが,このレンズは
大口径で明るいので前玉は曲率の大きな分厚いレンズになっています。
トップヘビーと思いますがレンズの形状上,Apo Sonnarのようなバンドは採用
できません。天体写真用としては何らかの対策が必要かも知れませんね。
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