RST-400とRST-150H

RainbowAstro社製のRST-400とRST-150Hを並べてみました。
RST-400は据付用,RST-150Hは究極の遠征用なので対照的な赤道儀です。
【RST-400】
ウォームホイール式,搭載荷重40kg,本体質量24kg,Pモーション±2.5秒以下
(機械精度,全品実測データ付き),GPS,メカニカル原点センサー内蔵
税込価格956,000円
【RST-150H】
ハーモニックドライブ式,搭載荷重15kg(大きさの関係上500mm程度を推奨)
本体質量3.4kg,Pモーション±15秒程度,GPS,メカニカル原点センサー内蔵
税込価格864,000円
使用目的が全く異なる機材を比べる意味はないのですが
14インチRCでも運用できるRST-400に対して
比較にならないほど小さいRST-150Hは割高に感じられます。
ただRST-150Hは高価なハーモニックドライブに加え
高度方位調整部などのパーツは徹底的な軽量化が施されており
製造原価はRST-400と大差ないそうです。

中央の写真のように高度を90度に調整すれば
直径12cm高さ18cmの筒状になるので極めて高い携行性です。
比較のためにSIGMAの135mmF1.8と並べました。
RST-150Hはレンズ後ろのソフトケースに収納できます。
バランスウエイトやシャフトも不要なうえ,ドライバー類も内蔵しているので
パソコン制御時はコントローラー(Hubo-i)も不要です。
実質3.4kgの本体だけあれば10cmクラスの鏡筒でGOTO撮影できる
RST-150Hは海外遠征派にとって価格に見合う製品と思っています。

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