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2017年6月 6日 (火)

この夏の日食撮影用鏡筒選び

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早いもので,この夏の北米日食まで2ヶ月半ほどになりました。
赤道儀は先に紹介したPENTAX75になりそうですが鏡筒選びはこれからです。
本来,撮影用の鏡筒は固定した方が良いのでしょうが
新しいものを使いたい気持ちや動画にも挑戦したいので悩んでいるところです。


手持ちの中で重量や焦点距離などを考慮すると候補は以下の3本です。
写真手前から
・PENTAX 75SDHF(D75mm,FL500mm 日食に不要なフードは取外しています)
・KOWA PLOMINAR 500mmF5.6FL
・タカハシFOA-60(D60mm ,Fl530mm 写真はエクステンダー1.7XR装着状態 )

いずれも焦点距離は500mm前後,重さ約は2kg,フラットフィールドで
鏡筒(レンズ)を分離できる点も共通のメリットです。
 

今のところ今回の日食では動画を撮りたい気持ちが強いので
有力なのは焦点距離を900mmまで延ばせるFOA-60です。
動画の場合,外部コロナよりプロミネンスを狙った方が面白そうだからです。

ただ,動画撮影中にピントを合わせ直す場合は柔らかいヘリコイドの
PLOMINARが断然有利でしょう。
PLOMINARも850mmまで延ばせるので悩むところです。
FOA-60の口径6cmに対してPLOMINARは約9cmあるので
解像力の差も気になります。


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ところで長期間欠品していたFOA-60用の鏡筒バンドは再入荷しました。
黒い方がDP38-190などのアルカスイス規格プレートに対応するTB-68AS
シルバーは従来仕様でビクセン規格アリガタのDP45-125などに対応する
TB-68です。両方とも即納で価格はいずれも15,120円です。


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