新型レボルビング装置RR-92について-他機種への展開
今回はRR-92に関して多くのご質問をいただいている今後の展開についてです。
NIKON D810(A)用のRR-92はkirkphoto社製のL型ブラケットを装着した状態で
写真の寸法を決定しています。(クリックで拡大します)
この内,ボディに関する基本情報はHとLのみです。
Hはボディ固定面からレンズ中心までの高さで
Lは固定部(カメラネジ部)からRR-92までの長さです。
グリップやストロボ部の張り出しを考慮して決定しています。
D810(A)以外のカメラでも上記に加えP点(X,Y,Z)が決まれば設計可能です。
(Aはkirkphoto社製のL型ブラケットの場合38.2mmで設計)
ただ他のボディ用を開発するためにはボディ(H,Lの採寸)に加え
P点特定のためにkirkphoto社製ブラケットも入手する必要があります。
商品として販売する以上,実機での確認も必要なので難しいのが実情です。
ご質問の中には小型のミラーレスカメラでの使用に関するものも多いため
L型ブラケットは併用せずにHとLを調整できる汎用タイプを検討しています。
L型ブラケットを使わない場合,重たいレンズでは’お辞儀’が心配ですが
先に紹介した’詰め物’で軽く保持すれば問題ないと判断します。
(固定部Oがレンズ中心CLにあっているボディのみの対応となります。
またボディとRR-92間へのアルカスイスプレート/クランプは適合しません)
HとLの調整幅は,比較的サイズの大きいフルサイズ用と小型ミラーレス用の
2タイプを検討しています。現時点では価格や発売時期は未定です。
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