今回の日食撮影スタイル
今回に日食は動画で撮影し,できるだけ眼視観望するよう機材を選定しました。
メインは900mmで4K動画,サブは420mmで4Kフォトを撮影する予定なので
基本的に撮影は機材に任せてゆっくり観望できるでしょう。
やっと最終形になったので備忘録や(まだ赤緯のモーターは未装着状態)
先に紹介したPENTAX75赤道儀でツインシステムを組まれる方への参考用です。
ここで紹介した時点ではウエイト側にメインのFOA-60を搭載していますが
本来の形に戻しウエイト側にサブの望遠レンズを搭載しています。
メインとサブのバランスは以下の延長シャフトの長さ(30mm)で調整しており
少し手を入れたSP50-15でメインとの光軸合わせも行えます。
一見簡単に回ってしまいそうですが5mm厚のステンレスプレートを介して
赤道儀まで貫通したM12の引きネジと,M8×2本の押しネジで強力に
締め付けるため回る事はありません。
押しネジを少し緩めればSP50-15は任意に回転を調整できます。
今回の遠征では紹介する写真の機材一式でちょうど10kgになりました。
これでも星景写真撮影用のD810AとSP15-30mmなどの撮影機材に加え
スーツケース,パソコン,身の回りの物すべてで26kgほどです。
機内持ち込みが7kg,預け入れが19kgの予定です。
かなり軽量化しましたが旅行を楽しむにはまだまだ重すぎるようです。
次回からは望遠レンズ1本+より軽量な赤道儀など,トータルで20kgに
納めて殆どを預けたいと思っています。まだ2年も先の事ですが。
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