銀塩アストロカメラから20年
今から20年ほど前の事ですが,マミヤプレスの6×7(6×9)フィルムバックを
利用したアストロカメラ(フィルム吸引式)を製作していました。
その後の4×5判も含め殆どはOEM供給でしたが70台ほど作っています。
35mm用は主に対角魚眼レンズを装着した全天カメラ用ですが,レンズの
イメージサークルを極限まで利用する円形カメラとしても使われました。
デジタル時代になってからも,35mm判レンズとラージフォーマットセンサーとの
組み合わせに興味が残りましたが,カメラ側のフランジバックの制約などで
なかなか実現できませんでした。
そんな中,StarlightXpressから条件を満たす冷却CCDカメラが発売されたので
早速入手してみました。
写真はまだフィルターホイールも無い状態ですが試写はでききます。
この冷却CCDカメラはKAF-16803搭載のTrius SX-56です。
フルフレームのカメラはシャッターが必須ですが特殊なシャッターにより
短いフランジバック(16mm,標準装備のスケアリング調整機構を含む)を
実現しています。
これならフィルターを併用してもレンズのバックフォーカスを満足します。
銀塩のアストロカメラから20年経ちましたが同じように楽めそうです。
ところで写真マミヤプレスホルダーはご希望の方へ差し上げます。
(レンズマウント付は記念に残すのでお譲りする対象ではありません)
殆どが未使用品なのでどれも綺麗なものです。
もしも銀塩での撮影を続けられる方がいらっしゃったらご一報ください。
送料のみでお譲りいたします。
受付は2018.3.31まででその後は廃棄いたします。
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