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2018年5月18日 (金)

初代ATLUX赤道儀 自動導入改造終了

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AGSシリーズを採用した初代ATLUX赤道儀の自動導入改造は終了しました。
2006.4月の開始から今回までの12年間に65台の改造を行なっています。
2013年9月からはモーター回りのレイアウトを改良した新方式に移行しました。


奇しくも最後の1台は未使用で保管されていた個体となりました。
保管中に駆動部は固着してしまい全く動作しない状態でしたが駆動部の
一式交換により高速(最大400倍速)自動導入機として蘇っています。
以下の写真は細部がわかるよう少し大きいサイズで掲載しました。

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今回,初代ATLUX赤道儀の改造を終了するのはウォームブラケットなどの
改造用品がなくなったためです。

今後のご要望がまとまれば(最低10台)改造用品を作成してTITAN を
用いた改造(以下で説明)を行えますので,ご希望の方はご一報ください。
2018年末までお受けし,最低ロット数量に達する目処が立った場合に
限りますが2019年に一括受注を行う予定です。

ただ,業務縮小のために今後,K-ASTECとして中型赤道儀の改造作業は
行わない予定です。業務提携先の天文ハウストミタで施行予定です。


今回の改造で初代ATLUX赤道儀も多機能なTITAN TCSを用いた改造が
可能なことを確認できています。
TITAN TCSは高速駆動時にモーター供給電圧を30Vまで昇圧するため
500倍速ほどでの高速駆動が可能です。
AGSでは極望の照明回路をAGS本体から供給していますがTITANの
場合は赤道儀側面のパネルに設ける(簡単な作業)ことで解決します。

なおAGS-1Sを採用した改造は148,000円でしたが,TITAN TCS仕様の
場合はコントローラー差額分(54,000円)だけアップする予定です。


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