海外出張に伴う休業のご連絡
6/19~26日は海外出張のため,出荷業務やメールのご回答ができなくなります。
6/27日以降となりますが順次対応しますのでよろしくお願いいたします。
今回の出張はちょうど2年後の2020.6.21 に起きる金環日食の現地踏査です。
この日食は,アフリカ大陸に始まり~アラビア半島~インド北部~中国,台湾を
経て太平洋で終わります。
日本からのアクセスの容易さや食分やなどを考慮し,観測地の候補を中国西部に
絞りました。
金環日食は皆既日食ほどドラマチックでありませんが,この金環日食の食分は
0.997と皆既に近い日食です。
この「食分が1に近い金環日食」のサイトで「西暦1901年から西暦2100年までの
200年間ベスト20」で11位になるほど細い金環日食です。
候補地の食分は0.996で金環の継続時間は40秒ほどです。
皆既日食の場合,皆既の20秒ほど前にフィルターを外せることから
もしかすれば金環中はノーフィルターで撮影できるかも?と思っています。
写真は2012.5.21日の金環日食で清和の観測所で撮影しました。
絶望的な天気でしたがちょうど最大食分の頃に雲越しに撮影できました。
この日食の最大食分は0.95ほどで2020年は0.996です。
大差ないようですが,残りは0.05と0.004なので2020年は1/10の細さです。
リング状のベイリー・ビーズがみられないかと期待が膨らみます。
| 固定リンク
「出張」カテゴリの記事
- 2023.3.24の金星食について(2022.03.10)
- 胎内で展示するWilliam optics FLT156APOが入荷しました(2019.08.20)
- 明日から南米皆既日食に出かけます(2019.06.27)
- 西オーストラリア出張から帰国しました。(2019.04.15)
- 台湾のスターパティに参加しました(2018.11.12)