ビクセンFL55SS用の鏡筒バンドについて-1
先日発売されたビクセンFL55SSは標準でビクセン規格のアリガタを装着した
台座が付いていいるので赤道儀への搭載は容易です。
ただ,そのままではガイド鏡の搭載が難しいのでガイド撮影を行うなら工夫が
必要です。
そこで,FS-60CBと同じように鏡筒と接眼スリーブ部(レデューサー)の2点を
固定する専用バンドを準備しています。
FL55SSの鏡筒経はFS-60CBと同じ80mmで,接眼スリーブ部が55mmなので
TB-80ASと内径55mmのC型スペーサー装着したTB-55ASの2個セットです。
鏡筒には台座が附属(取外すには鏡筒内側から固定しているボルトを外す)
している事やピントノブが大きい事などで少し制限がでます。
写真のように鏡筒を裏返し,台座部にガイドカメラを搭載するのが良いでしょう。
その際ドローチューブ固定ノブが下部のDP38-190と干渉するので取り外し
ドローチューブのロックはTB-55ASで行います。
下はFS-60CBとの比較ですが全長はFL55SSの方が6cmほど短いようです。
(いずれもレデューサー併用状態でピントが合った位置で比較)
FL55SSはコンパクトで海外遠征用として魅力的ですがピントノブの側面への
出っ張りが気になります。
なおFL55SS用の電動フォーカサーも開発中です。
FL55SS用の電動フォーカサーの開発は取りやめました。9/7日追記
ただフォーカスコントローラー(NanoFocus)は8月ご予約分で完売しているので
既にNanoFocusをお持ちの方や他社製フォーカサーが対象となります。
(申し訳ありませんが10月に予定していたFSQ85/106ED及びFS-60CB用など
のフォーカサーは諸事情で発売を延期しました。再販時期は未定です)
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