CAリングにオフアキを組み込む
梅雨明け後スッキリしない天気が続いていましたが昨夜は良く晴れました。
預かったお客様の赤道儀の追尾テストを行う傍ら題記のテストを行いました。
FC100DLはレデューサーを使用する場合でも専用のCAリングを使うので
CAリングを加工してOAGを組み込みました。
ギリギリですがカメラボディとの干渉はありません。
OAGユニットは少し対物側に傾いていますがこれはピックアッププリズムに
対して光が斜めに入射するためです。
以下はこのOAGのキャプチャー画面ですが星像は概ね良好です。
ガイドカメラはQHY5LⅡMですがガイド星が見つからない事はなさそうです。
こちらはカメラレンズの例ですが傾いていないためか星像が伸びています。
以下はOAGユニットを加工しているところです。
CAリングの外周に密着するよう治具に装着して旋盤加工しますが
この際に固定が悪く傾いてしまいました。
直ぐに気付きましたがもしかして?と思いそのままでテストした次第です。
角度は適当ですが真っ直ぐより良さそうです。怪我の功名ですね。
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