PENTAX75SDHFとMAMIYA67 APO500mmF6
このところ碍子の反射光を使って色々な望遠鏡やカメラレズの比較しており
今日はPENTAX75SDHF(500mmF6.7)とMAMIYA APO500mmF6を見比べました。
スマホて撮ったPENTAX75SDHFの焦点外像ですが色収差が目立ちます。
一方,MAMIYA67 APO500mmF6の色は皆無と言って良いでしょう。
実はMAMIYA67 APO500mmF6(バックフォーカスを揃えるために全てRZ用)
は3本所有しています。
3本並べてHa,S2,O3を同時撮影しても良いかな?と思っていましたが
今の状況では作っても撮影する事は無さそうです。
1本残して他の2本は手放す予定なので興味のある方はご連絡ください。
中央(美品レベル)が70,000円,右(ほぼ未使用レベル)が100,000円です。
8/15日以降はオークションに切り変えます。(こちらの方が安価でしょう)
90mmのバンドが必要となりますが直接購入の場合のみ無償で製作します。
MAMIYA67 APO500mmF6はピント合わせ機構がないので(これが安定した
性能の要因と推測)PENTAX645のヘリコイドを流用しNIKONマウントに
改造しています。
バックフォーカスが100mm以上あるので色々なアイデアが活かせます。
追記しますがこのレンズには合焦機能はありません。一番左の例の
ようなフォーカサーをご自身で取り付ける必要がございます。
2本とも終了しました。
色収差は極めて小さくPENTAX75SDHFの比ではありません。
星像は僅かに歪みPENTAX75SD-HFにはかないませんがプロミナー
500mmF5.6より優れています。
67用なので35mmフルサイズで使った場合周辺減光が目立ちません。
(前玉の直径は10cmほどありますが,シャッター部で絞られており
F6になっています。35mmで使った場合口径食は感じられません)
個人的な感想ですが星像に限っては天体望遠鏡に及びませんが
カメラレンズとしては最高レベルと思っています。
過去にPENTAX67の300mmや400mmEDも試していますがMAMIYAには
遠く及びませんでした。
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