FL55SSの試写とGE1414の追尾テスト
バンドやフォーカサー開発のために導入したFL55SSの試写を行いました。
昨日から抜けるような青空が広がっており今朝も清々しい天気です。
(写真のFL55SS用のバンドはTB-80/65ASでDP38-190に装着しています)
以下は周辺減光と星像の様子です。
周辺減光が少なく個人的にはフラット補正は必要ないと感じました。
なお他社製のカメラアダプターを使用しているのでバックフォーカスは
合っていません。四隅の星像はその影響を受けているのかもしれません。
以下のカメラレンズでの撮影後,DXフォーマットのままだったので
再度バックフォーカスも合わせてた上、フルサイズで撮影します。追記
FL55SSの試写の前にGE1414HDの追尾テストも行いました。
内蔵の極望でセッティング後,ガイドせずに連続して撮影した4コマです。
露出は各3分で,レンズはSIGMA50-100mm1.8の100mm端で撮影しています。
明るい星はデネブで,上下が赤径方向です。
Pモーションが±25秒ほどあるのでpixel等倍では流れがわかりますが
50%程度ならほとんどわかりません。
ここでも照会しましたが,完全な追尾を求めるなら50mm程度まででしょうね。
極望を内蔵しているので広角レンズでの星景写真用としても使えます。
| 固定リンク
「ちょっと一息」カテゴリの記事
- 土星食と「TAMRON SP35mm F1.4Di USD」 の試写(2024.12.11)
- FCT-65DとPleiades68の実写比較を行いました(2024.12.10)
- 「星宴2024」は逆転満塁ホームランのような快晴でした(2024.11.05)
- 紫金山ーアトラス彗星を「星宴2024年」の会場で見てきました(2024.10.24)
- カメラマウント開口径と回折現象(考察)(2024.09.11)