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2018年8月 5日 (日)

日食遠征用赤道儀の納期について

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昨年9月にご予約いただいておりました日食遠征用赤道儀(GE1414HD)は
採用するハーモニックドライブが入荷しました。
今回入荷したのは半数で残りの半数も10月の入荷が確定しております。

ご予約の方へは近日中にご注文の案内を差し上げます。
ハーモニックドライブが分納されるため,最初のロットが10月,次のロットが
12月の完成予定です。

なおハウジングの構造や品質(パネルの組み合わせから一体削り出し構造)
の変更や高度方位調整装置の見直しなどにより価格を見直しております。

案内価格(税別)は275,000円でしたが295,000円に変更させていただきます。
申し訳ありませんがご理解いただけると幸いです。
極軸望遠鏡は高度方位調整装置組込タイプとなり価格は20,000円です。
 

 
GE1414HD開発のコンセプトは8cmクラスでの日食遠征撮影用なので
参考としたのはPENTAX75SD-HFを搭載したMS-3Nです。
さすがにGE1414HDの4.2kg(PTP-C22三脚込)に対してMS-3Nは11.8kg
(アルミ脚込)なのでMS-3Nの強度には少し及びません。
もちろんですが,PENTAX75SD-HFクラスや5~6cmクランスのツインを
搭載して日食を撮影するには十分な強度です。


GE1414HD+PTP-C22三脚+PENTAX75SD-HFの重さは6.4kgになります。
カメラなどの観測機材一式でも10kgを超える事は無いでしょう。
以下のような小型のモバイルバッテリーでも5時間以上駆動できるのも
メリットです。

B1808052


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