ニコンの300mmF2.8
冷却CCDカメラでナローバンド撮影する場合,一晩で撮り終えるためには
明るい光学系が便利です。
私の場合ニコンの200mmF2を使っていますが300mmF2.8(以降328と略)も
所有しているので今後は300mmも試してみたいです。
300mmはイメージサークルが広いので16803との組合わせも面白いでしょう。
ところで,この328は「AI AF-S Nikkor ED 300mm F2.8D(IF)」と言うもので
現行の数世代前のレンズです。
VR(手ぶれ補正)がない事とAF故障時の修理ができない事から比較的
安価に入手できます。
このレンズは手動で絞れる(D仕様)ため冷却CCDでの撮影でも便利です。
肝心な光学性能ですがMTF曲線で判断する限り現行と同じ(VRユニット
ない分僅かに良さそう)のようです。
VRもAFも天体撮影には不要なので狙い目ですね。
実は知り合いからもう1本譲っていただいたので,手元に同じレンズが
2本あります。一本は手放しますので希望の方はご一報ください。
殆ど使用されていない綺麗なもの(外観はほぼ無傷,レンズ内ゴミも皆無)で
実際に星を撮り以下200mmの例のような異常が無いことを確認しています。
フードが1台分しかないのでフード有り170,000円,フードなし150,000円で レンズは売約済みとなりました10/23追記
如何でしょうか。
また写真のATIK16200も含めたフルセット(完成状態)もお譲りいたします。
フィルターは2インチの抜き差し式でHaとO3が附属します。
(S2は行方不明です。出てきたらお付けしますがないものと考えてください)
フルセットで500,000円となります。(フード付きの場合520,000円)
ATIK16200は昨年12月にドイツのTSで400,000円弱で購入したものです。
実際の使用時間は僅かです。
先出の200mmF2は2台目です。
現行の「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」の新品を購入したところ
以下のような星像だったので,メーカーに再調整を出しましたが
少し改善された程度でこれ以上は無理(メーカー基準内)との事でした。
やむなく一代前の「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR」の中古に入替ました。
中古の方が遙かに良かったからです。
月が大きいので簡単なテストしか行っていませんがお譲りする328は四隅の
星像も揃っており良好な個体と判断しています。
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