光軸調整プレートAP60-19060の紹介-2
昨年末に発表した光軸調整プレートAP60-19060の補足説明です。
上の写真はAP60-19060で想定した8cmクラス×2本を搭載した状態です。
写真の状態では,左側がパン,右側がチルト調整になります。
独立して±15°調整できますが右側の鏡筒を最大に振っても両方のカメラ
ボディが干渉しない設計です。
下の写真はチルト側を振った状態で,横構図で上下モザイク撮影状態です。
以下はプレートの中央付近にDS38経由で小型ガイド鏡を設置しています。
AP60-19060とDS38の間にSP50-15を挟み,光軸を90°振るのとDS38の
ノブの干渉を防いでいます。
奥に見えるのがチルトの調整部です。
中央がUNC3/8,上方にM6ボルトでSDS38固定しています。
なお,SDS38のノブの方向によってはM6ボルト固定はできません。
また,中央のUNC3/8ボルト1本固定となりますが,DS38やDS65N,DS75-10も
ご使用いただけます。このクラスの鏡筒なら中央1本でも支障はありません。
こちらはパン側で中央がUNC3/8,周囲にM6ボルト2本でSDS38固定します。
チルトも含め鏡筒を搭載したままで調整できる構造です。
以下はAP60-19060と3インチアリガタのDP75-152を縫い合わせた状態です。
こちらはAP60-19060とビクセン規格アリガタのDP45-152を縫っています。
縫い合わせるアリガタが152mmの場合に限り裏面からの調整が可能です。
なお,アリガタ/アリミゾを使わず直接赤道に固定する事もできます。
AP60-19060価格は税込み11,800円です。
附属するUNC3/8ボルト用の六角レンチ(7/32)の入荷が遅れておりますので
出荷は2月4日からの予定です。
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