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2019年3月

2019年3月31日 (日)

REDCAT51用スケアリング調整プレート

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引き続きREDCAT51関連オプションの紹介となりますが,今回はスケアリング調整が可能な接続プレート(SAP-RC51)です。

REDCAT51標準状態のM56-M48接続部をスケアリング調整機能が付いたM56-M54に交換する仕様です。カメラ側の接続はM54で56mmのバックフォーカスを確保するので,ε-130Dなどのタカハシ製鏡筒と互換します。写真(試作品) はタカハシのワイドマウントを装着した状態で内側に48φのフィルターが付きます。

先日紹介したアルカスイスクランプ同様に鏡筒とのセット販売のみとなり,スケアリング調整プレートセットは10,800円アップ,アルカスイスクランプセットは4,320円アップの予定です。

実は写真のREDCAT51(白色仕様)は光軸は合っていますがわずかなスケアリングの狂いがあります。鏡筒が完全な場合でも冷却CCDカメラなどではセンサーの傾きも懸念されるため調整機構があると安心です。

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2019年3月30日 (土)

REDCAT51ガイド鏡取付け用のクランプ

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REDCAT51のガイド鏡取付けについては専用の商品を準備する予定でしたが,写真のSUNWAY FOTO製DDC-26がジャストフィットするために開発は取りやめました。そのままでは取り付け穴位置が合いませんのでM4のザグリ穴加工が必要となります。当方(または天文ハウストミタ)でREDCAT51を予約のお客様へは実費で加工(または加工品の販売)をいたします。

DDC-26はREDCAT51のバンドと幅が変わらず質感も同じなので専用に設計したオプションパーツのようです。

この件に関しては後日となりますが,ご予約の方へ個別に案内いたします。お問い合わせはご遠慮ください。

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REDCAT51の納期について(遅延のお詫び)

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ご予約いただいておりますREDCAT51は生産が追い付かず入荷が遅れております。申し訳ありませんが現時点では4~5月になる模様です。なお,当方で販売するREDCAT51は天文ハウストミタで全品光学検査/調整を行います。それに1~2週間ほど要しますが完全な商品をお届けするためですのでご了承ください。

実は, 以前に同社のWO STAR71の光学性能について紹介しましたが,その後個体差があることが判明しています。OEM商品も含め性能が出ていない個体が出回り何件かの問い合わせもいただいております。

以下は私がテストした性能が出ていないOEM製品の周辺像です。(オリオン座の三ツ星付近)

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これらの経験から今回のREDCAT51は入荷後に全数光学性能の検査を行い,必要であれば調整後に納品することにしています。すでに入荷した分の検査には立会っていますが,中には僅かですが調整を必要とする個体もありました。 天文ハウストミタで(当方も含む)購入いただいた商品は以後のメンテナンスも行います。国内でメンテナンスが行えるのはお客様にとって大きな魅力でしょう。なお,調整はメーカーからの技術情報を基に行っています。

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2019年3月28日 (木)

NANO FOCUS専用ヒーターの頒布サービスについて

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先日から紹介しているタカハシFSQ85/106EDほか用フォーカサーのオプションとして写真のシリコンラバーヒーターを準備しています。

採用しているNANO FOCUSには2系統のヒーター制御(PWM)機能を有していますが,これに見合うヒーターの調達ができましたのでサービスを開始します。

このヒーターは最大(12V)で15Wの発熱ですが,出力を10~20%に調整すれば2~5W程度となり実用的な発熱になります。密着性が高いので金属製フードであれば熱伝導でほぼ均一に保温できます。

このヒーターの頒布価格は2本組みで3,240円です。同時にコーワのLM100JC用のメタルフードも540円で販売いたします。

ただ発熱量の調整ができるNANO FOCUSのみで安全性を確認している都合上,当方でNANO FOCUSを使ったフォーカサーをお買い求めいただいた方のみのサービスとさせていただきます。

頒布は5月15日の予定です。すでにフォーカサーをお買い求めいただいた方と現在ご予約の方に限りメールでご予約いただけます。(回答までに少しお時間をいただく場合がござます)

現在30セット分ほどの在庫を確保しておりますが,今後の調達状況によってはご提供できない場合もございます。詳細はメールでご案内いたします。

なお,今回準備した電動フォーカサー30台は,すでに20台以上のご予約をいただいており残りは一桁になっています。

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2019年3月27日 (水)

RED CAT51用電動フォーカサー

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NANO FOCUSを使った電動フォーカサーはタカハシFSQ-85/106EDやε-130D/180EDに加えREDCAT51用も受注生産いたします。

価格は税込み49,680円です。

RED CAT51用は写真のように鏡筒とアルカスイスプレートの間にモーターを配置するので大変スマートです。ヘリコイド部には裏返したタイミングベルトを貼っているのでベルトがスリップすることはありません。

通常の電動フォーカサーはトルクを確保するためにギヤヘッドがついたステッピングモーターを採用しており、ギヤのバックラッシュが存在します。これに対してNANO FOCUS は大きな電流でギヤのないステッピングモーターを駆動するためバックラッシュは皆無です。大きな電流を流すのは駆動時のみで保持時は150mA程度なのでバッテリーへの負担はさほど大きくありません。

なおNANO FOCUS を使った電動フォーカサーの計画数量は100台です。昨年70台販売していますが今回新たに30台入荷するため受注を再開しました。今回の30台で終了します。(すでに半数近いご予約をいただいております)

*ココログの改修で操作体系が大きく変わってしまいました。改行などの方法が分からず見づらい場合もございますがご了承ください。

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2019年3月25日 (月)

タカハシ鏡筒用の電動フォーカサーの再販について

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昨年販売していましたFSQ-85ED/106EDほかタカハシ鏡筒用の
電動フォーカサーを再販いたします。
ε-130D/180ED用電動フォーカサー:52,920円(税込)
2機種合計30台の受注生産で販売は5月中旬の予定です。
(ココログ不調のため簡単な内容となっております)

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2019年3月15日 (金)

PENTAX MS-3(N)関連アイテムの開発終了について

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PENTAX MS-3(N)赤道儀の関連アイテムとして写真の2軸モータードライブ
(AMD-2N)などを開発してまいりましたが一連の開発を終了いたします。

現在販売中の商品(AMD-2Nは受注生産)は以下のとおりで在庫限りです。


1.2軸モータードライブ AMD-2N 価格56,160円 受注可能数量:9台
2.POLEMASTER アダプター PMAD-MS3 価格3,780円 在庫数量:12台
3.MS-3(N)用PCD35アダプター 価格4,320円 在庫数量:16台
  (PENTAX65,75用赤道儀でも使用可)
2と3をセットでお求めの場合,セット価格は5,400円でのご提供です。

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なお開発終了につき写真のMS-3N赤道儀を販売いたします。
赤道儀はオーバーホール済みで,写真の三脚やバランスウエイトに加え
AMD-2Nなどの専用アイテムや純正の鏡筒バンドが付属します。
価格は送料込みで150,000円です。
お買い求めいただきました。


またAMD-2Nをご注文時に限り,特別価格(16,200円)でオーバーホールを
お請いたします。(着手は2019.8月以降となります)

MS-3(N)に限らずPENTAX 製の赤道儀はグリースの劣化が目立つため
オーバーホールをお勧めします。
ただこの赤道儀を分解するには一旦,極望の抜き取りと極軸と赤緯軸の
分離が必要です。
組み立て後に極望の再調整が必要となることから,EM-200などの赤道儀に
比べ費用が嵩みますのでこの機会にご検討いただけると幸いです。

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2019年3月 9日 (土)

REDCAT51 F4.9の試写-2

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昨夜はよく晴れたので改造した赤道儀の追尾テストなどを行う傍らで
REDCAT51 F4.9の試写を行いました。先月入荷した製品仕様の鏡筒です。

写野中心は極めてシャープでフルサイズ周辺でもほとんど劣化しません。
(D810A,ISO800,60S,カメラモニターのライブビューでピント合わせ
クリックでpixel等倍表示,FlatAideの等倍星像チャートで作成しています)

Rc51r3_qc


こちらはREDCAT51のMTF曲線です。
周辺でも星像の劣化が小さいことが読み取れますが実機でも設計どおりの
性能が出ているようです。

Redcat51mtf


ちなみに屋上に据え付けている片持ちフォーク赤道儀は500mm程度なら
ほぼ完ぺきに追尾するので試写に使うのに重宝しています。
以下は昨年測定し直したPモーションですが±3~4秒角程度です。

Ag140n_2


屋上で作業していると手伝ってくれる?我が家の赤ネコ?です。
たまには走り回って追尾テスト中のガイドグラフを揺らすこともありますが。

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REDCAT51は世界的な反響で製作が追い付かない状況です。
ご予約分は2月入荷でご案内しておりますが1~2か月遅れる模様です。
(今後のご注文分の納期は未定です)

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2019年3月 4日 (月)

フォーク式のポータブル赤道儀-2

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ここで紹介した回転ステージを流用したフォーク式のポータブル赤道儀に
引き続き,五藤のスカイグラフを流用したものを作ってみました。
これも赤緯側にハーモニックギヤ付モーターを使った自動導入仕様です。

PENTAX75ポラリエもジンバル雲台でフォーク式に仕立てていますが
カメラレンズ+RR92や写真のREDCAT51程度ならフォークが便利でしょう。


前回の記事は極軸にかかるモーメント荷重に対する考察でしたが
フォーク式の場合,腕の長さと極軸のオフセット量の設計も難しいです。

紹介するのはフォーク部にMongoose 3.6と言うジンバル雲台を改造して
使っています。腕の長さは十分ですが極軸オフセット量が大き過ぎるため
赤緯回転部と鏡筒の間に50mmほどのスペーサーを挟んでいます。
また,写真のREDCAT51ではアームの剛性がやや不足しているようです。
高価なジンバル雲台ですが天体写真用としては無理があったようです。

市販品である程度の目途を立ててから製品を作りますが今回は市販品が
高すぎたので試作した方が良かったようです。
先日紹介した回転ステージ流用タイプのアーム部(2個構成)は5台分
作りましたが,それでも単価は今回のジンバルの1/10以下でした。


もう一つ問題となるのは重心が北側に寄り過ぎることです。
今回のスカイグラフは以下のような高度方位調整装置で重心を南に
シフトしていますがまるで「崖っぷち」に乗っかっているみたいです。


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2019年3月 1日 (金)

ポラリエ用極軸望遠鏡 Bタイプの発表

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ここで紹介したビクセンポラリエ用の極軸望遠鏡Aタイプに加え,汎用性の
高いBタイプを発表します。
価格は税込み19,440円で3月25日の発売です。
ポラリエ極軸部に固定するM41アダプターと暗視野照明装置が付属します。
初期ロットは30台限定生産です。(照明装置手配の都合で次期ロットは未定)

Aタイプは極軸中心に通す仕様のためオリジナル状態のポラリエではご使用
いただけませんが,今回発表するBタイプはオリジナル状態でも使えます。
アーム内側に視野照明装置を配置したスマートなデザインです。

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この極望はポラリエ本体の右肩にもたれさせる使用を推奨します。
もたれているので回転を防げ,常時取り付けたままでも支障ないでしょう。
また,この位置は中心を固定するボルトが締まる方向に力がかかるので
不用意に極望が回る事故を防げます。
左側はボルトが緩む方向なので極望がポラリエにぶつかって傷をつける
ばかりか極望の光軸にも影響するので注意が必要です。
(極望を180度回転させて光軸の再調整ができるように左側はボディに
干渉せずに回転できる設計です)

この取り付け状態でスケールパターンが正しく上下に向くようにした上で
全品光軸調整をすませて出荷しますが,他機種*でご使用の場合は
取付け位置を指定ください。
北を見た状態で時計の時刻位置(1時間単位)で指定可能です。
(ポラリエの場合は2時になります。設定は10度ほどの誤差があります)

*M6ボルト固定であれば他機種でも取り付けできますがアームの
長さはご自身でご判断ください。固定軸と光軸間は90mmです。
また,ポラリエにねじ込むM41アダプターはセット商品となります。


スケールパターンはAタイプ同様に以下の時角式なのでスマホアプリの
「PolarScopeAlign」をえば簡単にセッティングできます。
北極星さえ見えていれば比較的明るい空でも使えるので便利です。
(極望を写真の状態に付けると時刻目盛りの12時が真上を向きます)

B15_06_275


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