REDCAT51 F4.9の試写-2
昨夜はよく晴れたので改造した赤道儀の追尾テストなどを行う傍らで
REDCAT51 F4.9の試写を行いました。先月入荷した製品仕様の鏡筒です。
写野中心は極めてシャープでフルサイズ周辺でもほとんど劣化しません。
(D810A,ISO800,60S,カメラモニターのライブビューでピント合わせ
クリックでpixel等倍表示,FlatAideの等倍星像チャートで作成しています)
こちらはREDCAT51のMTF曲線です。
周辺でも星像の劣化が小さいことが読み取れますが実機でも設計どおりの
性能が出ているようです。
ちなみに屋上に据え付けている片持ちフォーク赤道儀は500mm程度なら
ほぼ完ぺきに追尾するので試写に使うのに重宝しています。
以下は昨年測定し直したPモーションですが±3~4秒角程度です。
屋上で作業していると手伝ってくれる?我が家の赤ネコ?です。
たまには走り回って追尾テスト中のガイドグラフを揺らすこともありますが。
REDCAT51は世界的な反響で製作が追い付かない状況です。
ご予約分は2月入荷でご案内しておりますが1~2か月遅れる模様です。
(今後のご注文分の納期は未定です)
| 固定リンク
「ちょっと一息」カテゴリの記事
- 土星食と「TAMRON SP35mm F1.4Di USD」 の試写(2024.12.11)
- FCT-65DとPleiades68の実写比較を行いました(2024.12.10)
- 「星宴2024」は逆転満塁ホームランのような快晴でした(2024.11.05)
- 紫金山ーアトラス彗星を「星宴2024年」の会場で見てきました(2024.10.24)
- カメラマウント開口径と回折現象(考察)(2024.09.11)