ワディの撮影機材(架台など)について
海外遠征で一番の問題が機材の重量制限ですね。現在,私たちが利用するシンガポール航空では預け入れが30kg(エコノミー)までです。以前は20kgだったのでずいぶん楽になりましたが,それでも赤道儀や三脚などを含めるとかなり制限されてしまいます。
以前の20kg時代は行きの重量チェックは厳格でなかったので40kgほど持ち込んでいましたが帰りのパース空港のチェックは厳しいので赤道儀など重たいものはパースの倉庫に預けて帰るようになりました。
そうしているうちに現地に預けた機材は次第に増え,90S赤道儀が3台,GP-D,SP-DX,スカイメモが各1台になっています。(一部は他のメンバーの所有品)これらの三脚やバランスウエイト,延長ケーブルなどの電源周りを加えると100kgほどになるでしょう。これらの一部は共用機として開放しますが,写真は到着した日の午後に整備しているところです。
これは今回の90Sを使った撮影風景です。先日紹介したPENTAX105SDHFも搭載しました。二日目は強い風でしたが大きな影響もなく撮影できたのは90Sのおかげです。構造上自動導入はできませんがメジャーな天体ならカメラのファインダーで導入できるので支障ないでしょう。今回はハンドコントローラーさえも使わずクランプを緩めて手動で導入していました。
今回,新たにAMD-2で2軸電動化した90Sをもう一台投入する予定でしたが,共用機は自動導入仕様が好まれるので見送りました。(その代わりPENTAX105SDHFと10kg分のバランスウエイトを投入)次回に自動導入仕様のEM-100を持ち込む予定です。
このために不要となったAMD-2仕様の90S赤道儀を売却します。AMD-2を装着した赤道儀本体(グレーのソリッド,程度は並み,追尾確認済,オーバーホール済)と三脚架台、ウエイトシャフトが付属します。(三脚とウエイトはなし)価格は消費税,送料込みで150,000円です。極望のレチクルは古いままですがご希望の場合は15,000円で最新(1985-2015)に交換いたします。
ご購入いただきました。2019.4.28追記
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