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2019年4月 5日 (金)

フォーク式のポータブル赤道儀について-1

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フォーク式のポータブル赤道儀については度々紹介していますが,本日紹介するのはタカハシのPM-1赤道儀をベースとしたものです。

小型赤道儀をフォーク式にした場合,搭載するのはカメラレンズに限定されますが,ウエイトが不要(微調整用に軽量のウエイトを併用する場合もあり)な事や,極付近でも長時間撮影ができるメリットがあります。特に写真のようにレボルビング装置を併用すれば極付近のモザイク撮影時の糊代も最小化でき便利です。

ベースとなるPM-1赤道儀は追尾精度も高いので(過去に複数台を測定した結果はいずれも∔10秒角以下)写真の超広角レンズ~135mm程度までなら完全な追尾ができます。

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今回紹介するPM-1赤道儀ベースのように極軸側は既製品を流用したものや,回転ステージやハーモニックドライブを採用ものなど様々なタイプを評価しています。

今回のPM-1用はフォーク側は小型のハーモニックギヤ付きのステッピングモーターを採用した2軸自動導入仕様(試作品)ですが,赤緯の回転部のパノラマヘッドを使用するタイプも計画しています。前者が162,000円ほどで,後者は19,440円ほどです。(いずれもフォーク部のみ,自動導入仕様はMTS-3に加え,PM-1側のモーター換装なども含みます。またいずれも極軸望遠鏡の視野照明装置が内蔵されます)

明日からの西オーストラリア遠征でも同様なフォーク式ポータブル赤道儀で星景写真を撮影する予定です。

 

別件ですが,先日紹介したNANOフォーカサー用ヒーターREDCAT51用スケアリング調整プレートは多くのご予約ありがとうございます。回答が遅れていますが間違いなく対応させていただきますので今しばらくお時間ください。

なおFSQ-85/106EDなど用のフォーカサーはほぼ予定数量に達しました。しばらくメールのご回答ができないため一旦受付を終了します。

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