NEW ATLUX 廉価タイプの自動導入改造について
現在行っているNEW ATLUXの自動導入改造は,純正のDCサーボモーターをHB型ステッピングモーターに換装していますが,赤道儀ハウジングやタイミングプーリーの加工を伴うために改造費用が嵩んでいます。(コントローラーにMTS-3を使う場合128,000円,税別)
純正コントローラーの故障などでお困りの方から゛動けばいいので安価に修理できないか?゛とのご要望から廉価タイプの改造を追加しました。NEW ATLUXの基本構造は同社の後継機と変わりありません。コントローラーの故障が原因で赤道儀本体が使えないのは勿体ないです。廉価タイプですが観望のほか,パソコンを使った自動導入,ガイド撮影も普通にこなします。
NEW ATLUX赤道儀の自動導入改造(廉価タイプ)の価格,受注開始日などは以下のとおりです。
- 改造費用:89,000円(税別,赤道儀返送用送料は別途)
- 受付開始:2019,12月から
- 受注数量:10台
- 改造期間:2020,2,1以降順次実施(赤道儀お預かり期間は約1月)
改造費用にはウォーム周りの点検・調整・グリースアップを含みます。点検結果オーバーホールが必要な場合は別途協議させてください。価格はスカイセンサー仕様の場合です。スターブック仕様はお問い合わせください。
廉価タイプは写真のように特注のPM型ステッピングモーターを採用します。外形や軸径が純正のDCサーボモーターと同じなのでハウジングなどの加工が不要となり改造費用がお安くなっています。PM型のステッピングモーターですが350倍での自動導入が可能な上,消費電流が小さい(約200mA at12V)事や,恒星時駆動が極めて滑らかになのが特徴です。
なお初代ATLUXとNEW ATLUX専用の円形アリミゾDS75R-130も開発中ですので併せてご検討いただけると幸いです。
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