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2019年9月 5日 (木)

H-40用AMD-1Nの補足説明

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H-40用AMD-1NのPoleMaster対応極軸照明装置は予約で終了しました。照明機能のみは3台ご提供可能です。9/9追記

H-40用AMD-1Nの予約枠は2台となりました。予定数量の20台に達した後でも本体は追加提供できでますが,その場合はPoleMasterを装着できる照明装置は提供できません。照明機能のみ(3,000円)が数台ございます。9/7追記

昨日紹介したH-40(スカイキャンサー, FC-50赤道儀)用AMD-1Nの補足説明です。

H-40は信頼できる極軸望遠鏡を内蔵しているので,スケールパターンが古くても200mm~300mmの撮影なら問題ないでしょう。明視野照明ですがAMD-1Nのボリュームで明るさの調整ができるので南天でもセッティングできます。PoleMasterでさらに高精度なセッティングをされる場合は写真のように照明装置に取り付けできます。

 

以下は電源内蔵(単三電池×3本)の標準タイプとオプションの外部(USB5V)タイプです。AMD-1NはAMD-1同様極めて消費電流が小さい(約60mA)ので単三電池3本で長時間駆動できる内蔵タイプをお勧めします。価格は変わりありません。

また奥の電池内蔵タイプはオプションのオートガイド対応品です。電池ボックスとギヤカバーの間にガイド端子を設けています。(写真のギヤカバーはP-2用です。H-40用も含め全機種に標準付属します)

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以下はAMD-1Nの内部構造です。殆どを駆動用のステッピングモーターが占めていますがこの大型のモーターが少ない電力で大きなトルクを出しています。このモーターは内蔵ギヤヘッドの精度が高く,このギヤによる周期的な追尾エラーは皆無です。右側は大きさの比較用の旧AMD-1でAMD-1Nは一回り小さくなりました。限られたスペースのパネルには,電源スイッチ,南北切替スイッチ,照明ボリューム,照明ジャックがやっとで,オプションのオートガイド端子と電源はハウジング直付けとなっています。

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H-40用のAMD-1Nは昨夜のうちに10台以上のご予約をいただきました。AMD-1N本体はある程度の作り増しは可能ですが,PoleMaster対応の照明装置は20個で終了となります。なお,AMD-1NはH-40用が20台,P-2用が50台,90S用が30台,合計100台の生産予定です。

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