2019年を振り返ってー高精度ハーモニックドライブの採用
2019年最大のトピックは高精度仕様のハーモニックドライブ赤道儀の開発です。
ハーモニックドライブは赤道儀の極軸に使うには角度伝達係数(Pモーション相当)が大きい*ことから,当初は日食遠征用として開発しました。日食遠征の場合,追尾精度よりも軽量な上に複数の鏡筒の搭載を搭載できることが大きなメリットだからです。*通常は±30秒角ほどありますがPECを併用すれば10秒角以下に補正できます。
5年ほど前にハーモニックドライブと出会い,その後赤道儀への応用を評価してきましたが,今年になってハーモニックドライブ社から高精度仕様の提案があり早速採用しています。
以下は比較的良好な個体のPモーションで±10秒角程度です。(高精度仕様の目標は±15秒角)
モーションの小ささもさることなが周期の短い振れも僅かです。(小刻みな振れはDEC側と変わりなので殆どはシンチレーションの影響と思われます)
高精度仕様を採用したことでPECに頼らずに星野撮影に使えます。写真のような135mmクラスならガイドも不要です。星野撮影用として極軸延長やカメラプレートなどのオプションを追加しています。
2019年最後の記事となりましたが一年間ありがとうございました。来年も引き続きよろしお願いいたします。
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