« 2019年12月 | トップページ | 2020年2月 »

2020年1月

2020年1月29日 (水)

ASI AIRなどを搭載するトッププレートの開発について-2

B2001291

先日紹介したFS60CBにASI AIRなどを搭載するトッププレートは,写真のように各機器間の配線を行いながら配置を検討しています。

最終的には全長222mmのTTP40-222として製品化の予定です。TTP40-222へは同時に開発しているガイドカメラ用SR31.7B4やEAFも搭載できます。

この構成の場合,鏡筒側につながる配線は12Vの電源と赤道儀用のRS-232Cのみです。(写真の手前に伸びる2本)プレートに束ねておけばケーブルが赤道儀などと干渉してもUSBコネクターの破損を防げます。

 

以下は配線が集中するASI AIRのUSBコネクター部です。この部分に開口を作っておけばケーブル処理が容易でしょう。

B2001292

以下はEAF側です。写真は現行のTTP40-190に仮に搭載しただけですが,TTP40-222はEAFを直接取付る張り出し部を設けます。

TTP40-190の価格は6,600円(税込)で発売は3月上旬の予定です。

なおε-130Dでも同様にASI AIRやEAFを搭載できるプレートを計画中です。ε-130Dはドローチューブのストロークが短いためにQHY600スペシャルOAG装着時は撓みが気になりますがその対策も織り込む予定です。

B2001293

|

2020年1月27日 (月)

ASI 6200用テーパーリング接続キットについて

B2001271

QHY600用に引き続きASI 6200MM用のテーパーリング接続キットを製作しています。

テーパーリング部の構造はQHY600用と同じで,鏡筒側が74φオステーパーリング(真鍮製,OAG側に52mmフィルター装着可*),OAG側がスケアリング付きのメステーパーリングです。

ASI 6200MM用テーパーリング接続キットの価格は18,700円(税込)で発売は2月末の予定です。鏡筒側のテーパーリング単体は8,800円(M54,M60同価格)

*QHY600の場合OAGのピックアッププリズムと干渉するため52mmねじ込み式フィルターは使用できません。

 

74φオステーパーリングはQHY600用と共用でタカハシM54オスネジに加えビクセンVSD100用のM60も製作中です。タカハシ製M54ねじ込み部からのバックフォーカスは57mm,VSD用はM60ねじ込み部から64.5mmです。(いずれもメーカー推奨値+1.0mm)

ASIのシステム構成はOAG-FW-6200MMがボルトで固定されるため鏡筒への接続はテーパーリング式でないと運用が難しいでしょう。なおASIの構成の場合は,AOGユニットと2種リング(CCA-250)は干渉しません。(写真はQHY600用に仮組した状態)

B2001272

|

2020年1月26日 (日)

QHY600カメラレンズ用FWの限定販売についてー2

B2001261

先日紹介した特注品(余剰分の販売は終了しています)のカメラレンズ用フィルターホイールはASI 6200MMと共用設計です。QHY600の場合はFWとテーパーリングで接続しますがこの部分を取り外すとASY 6200MMを直接取付でき光路長も同になります。

QHY600用と同じでカメラマウントはNIKON,CANON両方に対応するので,カメラレンズでの撮影に特化したシステムです。ASIの場合,ASI AIRからの制御もできるので便利でしょう。APO SONNAR135/F2用の電動フォーカサーもASI AIRから制御できる予定です。

 

なおASI 6200もQHY600同様タカハシなどの鏡筒とテーパーリング(真鍮製)でワンタッチ脱着できる接続キットを開発しています。

ASIの場合,OAG~FW~カメラはねじ固定となるので全てを組み立てた状態で鏡筒に取付る必要があるためテーパーリング接続でないと遠征撮影での運用は難しでしょう。

B2001262

|

2020年1月24日 (金)

QHY600 カメラレンズ用FWの限定販売について-1

B2001241

QHY600をご予約のお客様からの特注依頼でカメラレンズ用のフィルターホイール(FW)を製作しました。

フィルターの回転は手動操作となりますが光路長の制限がなくなるので自由度の大きい設計が可能です。ボディは十分な肉厚を確保しているので写真のように台座やガイドカメラを搭載できる平面も作れました。

メーカー純正のFWに比べ圧倒的に精度が高いためQHY600の6,000万画素をフルに生かせるでしょう。(写真のカメラはQHY11)

なおカメラマウントはQHY純正を使用します。スケアリング調整部を裏返す事でNIKON FとCANON EOSいずれでも使用できます。

B2001242

今回最低ロットの都合上6台製作しました。3台余剰がありますのでご希望の場合メールでご連絡お願い致します。完売しました。2020.1.25追記

このQHY600用マニュアルFWは2インチ枠無4枚用で価格は税込み49,500円です。QHY純正のカメラマウントは含みません。写真のAPO SONNER135/F2に限ってはフロントバンドと電動フォーカサーも準備中です。

|

2020年1月23日 (木)

ASI AIRなどを搭載するトッププレートの開発について-1

B200123

現在,FS-60CBなどにASI AIRを搭載するトッププレートを開発しています。ASI AIRには多くのケーブルが繋がるので他の器具との干渉やケーブルの取り回しなど検討が必要です。

なお写真のFS-60CBのマルチフラットナー装着時に限っては電動フォーカサーのEAFも対応予定です。(別途市販の5-8φのカップリングが必要)

リモート撮影する場合,①オートガイド,②電動フォーカス,③カメラ制御,④自動導入の4つを操作できないと成り立ちませんが,ASI AIRはこれらを簡単に構築できる優れものです。これに加え電源出力が4系統あるのでヒーターも組めそうです。

|

2020年1月18日 (土)

フォーク式赤道儀のメリット

B2001181

昨日紹介したP-2赤道儀ベースの片持ちフォーク赤道儀改造は予定数量に達しました。リモート撮影に特化した改造に興味を持っていただきありがとうございます。

 

昨日の記事でも紹介しましたがフォーク式の場合,ケーブが絡み難いのでリモート撮影に適します。

写真のように赤緯軸の延長付近から伸ばしたケーブルを極軸の近くで束ねればどの方向に向けても絡むことはないでしょう。据え付け運用などで極軸望遠鏡を使わない場合は極軸中心穴にケーブルを通せば万全です。

なおフォーク式の場合,重心が北側に偏りますが,この赤道儀に搭載する4~5kg程度の荷重なら北側の脚を大きく開けば問題はないようです。

B2001182

|

2020年1月17日 (金)

P-2赤道儀極軸体を利用した片持ちフォーク改造について

B2001171

お客様からの依頼で写真のような片持ちフォーク赤道儀を製作しています。

極軸に大きなモーメント荷重がかかることからベースはP-2赤道儀を採用しました。P-2赤道儀の極軸は一対のテーパーローラーベアリングで保持されており大きな与圧をかけられるためです。

フォーク式の場合,光学系の焦点距離が制限されますが長時間の撮影が可能で,ケーブルも絡み難いためリモート操作に適しています。なおフォーク式は極望の視野が妨げられるケースが多いのですが,この改造ではオフセット量を最適化することで視野を確保しています。(極軸周りのアンバランスは500gの補助ウエイトで行います)

この片持ちフォークの赤緯側は比較的安価で使い易いハーモニックギヤ(11型)が内蔵されたステッピングモーターを採用しています。P-2GOTOで採用しているSHG-14型ハーモニックドライブと比較すると許容モーメント荷重は1/7ほどしかありませんが,4~5kgの機材なら許容モーメント荷重(10N.m)以下です。

 

現在3台の改造を行っていますが採用するハーモニックギヤ付きステッピングモーターが今年3月末で生産中止となります。

モーター以外の用品は3台分ほど余剰があるので,同改造をご希望の場合は1/31日までにご一報ください。改造費用は203,500円(通常のP-2GOTO改造と同額)です。赤道儀は赤緯体を分離するだけなので元に戻すことも可能です。なおP-2Zは極軸がアルミ製(その他は砲金)なのでこの改造はお勧めしません。余剰数量に達したため受注を終了しました。1/18日追記

B2001172

写真はZUIKO DIGITAL 150mmF2とASI1600GTを組み合わせた撮影システムです。

|

2020年1月 2日 (木)

あけましておめでとうございます

B200102

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

写真は昨年7月の南米日食で訪れたイグアスの滝にかかる虹です。

|

« 2019年12月 | トップページ | 2020年2月 »