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2020年4月12日 (日)

H-40用XY70-H40について-1

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ここで受注したH-40赤道儀用の極軸高度方位調整装置XY70-H40の紹介です。

既にご予約をいただいている方への仕様確認が目的です。詳細は個別に案内しますが注文内容に合わせてこれから製作するパーツもあるため,納品は5月中旬の予定です。

(今回のXY70-40Hは既に一部のパーを予約分だけ製作しています。最終的には2台の余剰がでる計算ですが余剰分の販売については数量が確定した時点で案内させていただきます)

 

1枚目の写真はボーグの72FLを搭載した状態です。H-40赤道儀(写真はFC-50赤道儀)をXY70-40Hで補強するのでこの程度の鏡筒なら何の支障もありません。

お客様での対応ができるよう(FC-50は除く)赤道儀への取付方法を試作から変更しました。保持部が南側にシフトしたため低緯度地でAMD-1Nと高度調整ネジの干渉が起きにくくなっています。同時に子午線越えでの撮影継続時間も伸びています。

 

何度も紹介していますがこの記事の動画はH-40に搭載したプロミナー500mmF5.6で180秒露出×40コマ連続写真から作成した動画です。40コマ全てがほぼ完全に追尾しています。

以下はXY70-H40をFC-50赤道儀へ取り付けた状態です。FC-50の場合オリジナルの高度調整部をカットする必要があります。下の写真は試作品用でカットしていますが正規品の場合根本からカットします。H-40とスカイキャンサーはカット不要なのでお客様で取付できます。

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肝心な赤道儀保持部です。極望接眼部の飾りリングを用い極軸体に挟み込む構造です。3か所の固定ネジの併用で完全に保持します。

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今回は概要の説明です。本体価格(以前の案内から大幅にアップしています)や,H-40,スカイキャンサー,FC-50赤道儀それぞれの対応方法,赤緯部をパノラマヘッドへの改造費用,アングルファインダー接続リングなどについては次回以降に続きます。

なお,試写のボーグ72FLはオプション開発のために入手したものです。不要になったので190,000円(バンドやプレートを含み合計金額の75%)で売却いたします。試写以外は何度か商品撮影に使っただけです。

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