EM-200赤道儀 赤緯軸ハーモニックドライブ化 その3
本日紹介するのはEM-200の赤緯軸に使用するハーモニックドライブについてです。
写真手前左のP-2用(SHG-14-100-2SO)や右の90S用(SHG-17-120-2SO)からさらに大きいSHG-20-160-2SOを採用しました。
SHG-20の強度(許容トルク5~20kgfm,許容モーメント荷重20kgfm)はEM-200本来の搭載荷重より遥かに大きいためオーバースペックです。一回り小さいSHG-17でも全く問題なのですが,より大きな1:160の減速比が選べるSHG-20を採用しました。
160:1(実際は161:1で使用)の減速比+高分解能のステッピングモーターの組み合わせで十分な分解能を確保しています。
赤径側の改造についてのお問い合わせをいただいておりますが説明不足で申し訳ありません。赤径側は従来よりさらに高速・高トルクのステッピングモーターへ換装します。オリジナルのモーターとは軸径が異なりますが専用品を特注しています。
赤緯側のハーモニックドライブ化+赤径側のモーター周り換装+MTS-3(またはTITAN)コントローラー+ウエイトシャフト+オーバーホール全てを含めた費用です。
なお従来のEM-200_MTS-3改造からのアップグレードも期間限定で受け付けます。
アップグレードは新規に改造する場合に比べ50,000円程割高になりますがDS75-20を別途購入する必要がないので,それを加味すれば10%程度の負担増です。以下に改めて価格をご案内いたします。
- EM-200DHD(MTS-3):275,000円(限定3台→完売 6/3現在)
- EM-200DHD(TITAN):330,000円
- EM-200_MTS-3改造からのアップグレード:165,000円(6/5日までの受付)
(ハーモニックドライブ調達の都合上アップグレードの受付は6/5日で終了します。実施時期は個別に調整させていただきます)
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