GWは機材の手入れと新製品の設計
GWは天候に恵まれたので機材の手入れなどで過ごしました。夜も暖かくなったので自宅屋上で機材の調整などで楽しんでいました。
写真は度々紹介する明るいカメラレンズとASI 1600GTを組み合わせたなローバンド撮影専用機です。フォーサーズの150mmF2なのでフルサイズ300mm相当の画角になります。
ASI 1600GTはUSBハブや電源出力が内蔵されているので,ガイドカメラやフォーカサーは1600GTに繋げケーブルがスッキリします。
なおこのてのレンズはカメラボディに付けないとピント合わせができないので,レンズとASI 1600GTの間隔を調整してピントを合わています。この調整部でASI 1600GTをわずかに傾ける機構も内蔵しているのでスケアリングの調整が可能です。
この機材は西オーストラリアでガム星雲や大マゼラン雲をナローバンドで狙うために組んだものですが,新型コロナウイルスの影響で4月の遠征は叶いませんでした。来年以降に持ち越しですね。
昼間はFSQ-106EDP用のスケアリング調整付きM98OAG(カメラ側はM54F,M72Fの2タイプ)や,ATLUXとEM-200用3インチ円形アリミゾなどの新製品を設計しました。
また当方のバンドを使用したプロミナー500mmF5.6を縦横変更するL型アルカスイスプレート,EM-200の極望アングルファインダー接続金具,WO製ハーフピラー用のP-2,90Sアダプターなども併せて開発していますのでご期待ください。
| 固定リンク
「ちょっと一息」カテゴリの記事
- 土星食と「TAMRON SP35mm F1.4Di USD」 の試写(2024.12.11)
- FCT-65DとPleiades68の実写比較を行いました(2024.12.10)
- 「星宴2024」は逆転満塁ホームランのような快晴でした(2024.11.05)
- 紫金山ーアトラス彗星を「星宴2024年」の会場で見てきました(2024.10.24)
- カメラマウント開口径と回折現象(考察)(2024.09.11)