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2020年6月11日 (木)

縦横構図切替用L型ブラケット LB38-90の紹介 その1

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Prominar500mm/F5.6やApo Sonnar135mm/F2などを,当方のバンドで運用する際,縦横構図切替に便利なL型ブラケットを開発しました。

肉厚のアルカスイスプレートを90度折り曲げた構造です。(写真は細部の構造が解るよう大きなサイズでアップしています)

標準~広角レンズでの撮影では自由に回転できるレボルビング装置が便利ですが,望遠レンズは構図の縦横を赤径・赤緯に合わせるのが一般的です。Prominar500mm/F5.6などの他,縦横切替がないレンズでの天体撮影に便利です。

 

紹介する写真は三脚固定台座(ishoot SM135)を装着したSigma135mm/F1.8をLB38-90で赤道儀に固定した状態です。この台座は回転機構がないのでこのような例でも使用できます。(この例では構造上前後方向のスライドができなくなるのでクランプ付きのアルカスイスプレートを併用しています)

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これはTB-80/60ASで固定したBORG72FLをLB38-90を固定した状態です。TB-80/60ASはプレート取付面が3面あるのでLB38-90を使わなくても縦横構図切替はできますが,プレート取付が底面のみのProminar500mm/F5.6では大変便利です。特にマイクロフォーカサー(MFA-P556)併用時は必須でしょう。

LB38-90の価格は13,200円です。高い強度を持たせるために厚さ40mmのブロックからの削り出しで製作しているので高価ですが様々なシーンで役に立つアイテムです。Apo Sonnar135mm/F2への取付例やLB38-90の構造についてはその2で紹介します。

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