EM-200赤道儀 赤緯軸ハーモニックドライブ化 その4
本日紹介するのはハーモニックドライブ改造したEM-200DHD(写真左)と標準状態のEM-200TEMMA2M(右)の極軸バランスの比較です。
それぞれFSQ-106ED+D810Aを搭載した例ですが,左のEM-200DHDは5kgのバランスウエイト1個で余裕なのに対し,標準状態ではバランスウエイト1個では足りないため2個にするかウエイトシャフトの延長が必要になります。EM-200DHDではガイドカメラなどを搭載してもウエイト1個で運用可能です。
改造で赤道儀の重量が4kgほど軽くなっているのでウエイトの軽減分まで含むと9kg赤道儀への荷が軽くなっています。EM-200のメーカー推奨搭載重量は16kgですが,9kg荷が軽くなるのであれば25kgの機材を搭載できる計算です。
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