« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »

2020年7月

2020年7月29日 (水)

FSQ-106EDP専用鏡筒バンドセットが入荷しました

B2007291

FSQ-106EDP専用の鏡筒バンドセット(TB125SDP SET)が入荷しました。ご予約の方へは一両日中にご注文の案内をいたします。

写真は645RDを併用した状態でのピント位置です。写真のカメラでは不要ですが,重たい冷却カメラなどを搭載することを想定し,サポートリングには保持用スプリングプランシャー(オプション)取付タップを施しています。

 

従来のFSQ-106EDでの使用についてのお問い合わせいただいておりますが,レボルビング固定ノブの干渉を防止するために5mm嵩上げしたアリガタ(DP75-228H)を特注で受注します。価格は通常のセット品と同じです。

TB125EDP SETの仕様は以下のとおりで価格は76,450円(税込)です。

  1. 鏡筒バンド:TB125EDP
  2. サポートリング:SR125EDP
  3. 専用3インチアリガタ:DP75-228(FSQ-106ED用はDP75-228H)
  4. 専用トッププレート:TTP60-228

対照となるFSQ-106EDPが限定製品(既に完売)のため,TB125EDP SETは25セットのみ製作しました。今後FSQ-106EDPが再販されるような事があれば製品化します。7/29日現在3セットの余剰がございます。

B2007292

|

2020年7月26日 (日)

タカハシP型赤道儀のモータードライブについて

B2007262

時折,タカハシP型赤道儀用モータードライブ(AMD-1N)のお問い合わせがありますが,P型は右の写真のように極軸ウォーム軸が鏡筒側に配置されているためモーターをスマートに取付けるのが難しいです。

また星野写真用として開発したAMD-1Nは,極軸高度方位調整機構のないP型にはミスマッチです。観望用であればハンドコントローラーやクラッチが無いと不便だからです。

 

ただ大がかりな改造を行ってもP型にモーターを付けたいとのご相談もあります。40年以上大切に保管した愛機をポータブル赤道儀として蘇らせたいそうです。

そこで試として手持ちのP型をポータブル赤道儀化したのが左の写真です。極軸を反転しモーターをバランスウエイト側に配置しました。また純正の極軸保持部を切り取り,高度方位調整装置(XY70)を取り付けています。

これなら300mm程度の望遠レンズでの星景撮影や500mm程度のでの日食撮影に便利でしょう。改造後の重さはベンロのパノラマヘッド込みで2.7kg程度です。

 

ただ試作の例では赤緯体を旋盤加工するため改造費用が高くなります。実施するとすれば以下のP-2のように専用の赤緯体を新作する方法になるでしょう。

年内は多忙なため来年以降になりますが目処が立ったら改めてご案内いたします。専用のAMD-1NとXY70を加えた一式の改造費用(オーバーホール込み)は90,000円ほどになります。

B2007263

|

william Optics製カーボン三脚について

B200726

これまで小型赤道儀用の三脚としていたPTP-C22は販売を終了していますが,これに代わる丈夫なカーボン三脚がWilliam Opticsから発売されました。写真は試作したアダプターでP-2赤道儀を搭載したものです。

William Optics製のカーボン三脚は天文ハウストミタでお買い求めいただけます。価格は税込み49,500円です。P-2用のアダプターは8月末完成予定で,価格は税込み7,700円,20台限定生産となります。なお,この三脚は今後受注する日食遠征用のGE1414HDの標準三脚としても採用予定です。

 

強度確認のためにP-2赤道儀にはFDK170(17cmF5コレクテッドダルカーカム)を搭載していますが何ら不安はありません。

このFDK170はFDK150FDK250と同じシリーズです。海外遠征用として極限まで軽量化された全て手作りの写真鏡です。15cmアポに匹敵する性能(価格も)ですがバンドやアリガタなど一式の重量は5kg以下です。(写真の1.4kg×2個のウエイトでほぼバランスがとれています。カメラを装着しても3.5kgあれば充分です)

B2007261

|

2020年7月18日 (土)

200mmで撮ったネオワイズ彗星

B200718

こちらは200mm(2/3ほどにトリミング)で撮った昨夜のネオワイズ彗星です。

JPEG画像を4枚コンポジット後強調処理してみましたが難しいです。上手にできればシンクロバンドも出るかも知れないのですが。

|

やっと撮れたネオワイズ彗星

B200717

九州地方はずっと悪天候でしたがやっと晴れてくれました。自宅から1時間ほどの宗像市の海岸(北斗の水汲み公園)で撮影してきました。嬉しくてコントラストを派手に上げました。GFX-50R,GF110mmF2→2.8 ISO1250,露出10秒

 

|

2020年7月16日 (木)

FSQ-106EDP用鏡筒バンドセットのご紹介-2

B2007161

7月12日に引き続きFSQ-106EDP用バンドセットの紹介です。(写真は645RDを併用する構成でフードを縮めた状態です)

12日時点ではトッププレートとアリガタはバンド間隔を確認するための仮状態でしたが,本日紹介するトッププレート(TTP60-228)はそれを元に製作したものです。12日の紹介後に製作したのでメッキはしていませんが製品に移行します。

まだアリガタは仮品なので筒先側に突き出ていますが製品はトッププレートと同じ長さのDP75-228になります。

TTP60-228はFS60CB用トッププレート同様ASI社製品の搭載を想定した設計です。USBケーブルなどもFS-60CB用と同じようにケーブルを処理する開口部を設けました。キャリングハンドルは左右何れにも装着できます。

またバンドやサポートリングにもケーブルを通す空間を設けています。フードのヒーターケーブルなどのスマートに処理できるでしょう。

トッププレートの仕様が決定したのでアリガタも製品仕様を製作しており全てが揃うのは8月上旬の予定です。7月末を目処にご予約中の方へ注文の案内をいたします。

12日の記事では予約分で終了した旨記載していますが,引き続きご相談をいただいたため5台追加しました。本日現在3台の余剰があります。

 

別件ですがε-160ED用バンドに関する問い合わせをいただいたいます。FS-60CBやFSQ-106ED同様にアリガタやトッププレートも含めた製品開発を計画中です。ε-160EDは限定品でないので通常商品として販売予定ですが鏡筒を入手後に開発するため発売時期は未定です。

 B2007162

|

2020年7月12日 (日)

FSQ-106EDP用鏡筒バンドセットのご紹介-1

B200712_20200712121101

こちらの記事で紹介していたFSQ-106EDP専用鏡筒バンドを設計するための鏡筒が入荷しました。バンド類は予め製作していたので今後プレートとアリガタの設計をすすめ,8月上旬の発売を目指します。

紹介する写真のバンドとサポートリングは製品仕様です。TB125EDPはフードを完全に収納する目的で,バンド間隔を従来のTB156Nの152mmから80mm(前後バンドの面間距離)に短縮しました。前後バンドの間隔が小さくなったことによる撓みを抑えるためにバンドの剛性を約2倍にしています。

また,バンド間隔が狭いためにトッププレートも短くなりガイドカメラやキャリングハンドルを搭載できません。その対策として接眼部付近にサポートリングを配置しました。

このサポートリングはアリガタとトッププレートを保持するのが主な目的ですが,645RD使用時(写真の状態)にはドローチューブの保持にも使えます。

  1. 写真のアリガタとトッププレートは代用品(DP75-257とTP60-257)です。
  2. ASI AIR PROは仮に置いただけで製品仕様は位置が変わります。
  3. 写真ではプレート端がサポートリングから突き出ていますが商品では出っ張りません。
  4. それぞれの構成は今後数回に渡り紹介いたします。
  5. TB125EDPは前後バンド,サポートリング,専用3インチアリガタ,専用トッププレートのセットで25台限定生産です。既に20台以上ご予約いただいており余剰は極僅かです。セット価格は76,450円です。
  6. FSQ-106ED対応3インチアリガタ(同時発売予定,セット価格は同額)を使用すればFSQ-106EDでも使用可能です。
  7. 直焦点及び645RD使用時のみ装着を確認しています。F3RDは未確認です。

一部記事の内容を修正しました。

余剰分も含めご予約で終了しました。申し訳ありませんが,バンドは既に製作しているのでキャンセルが発生しない限りご提供はできません。(FSQ-106EDPが通常商品として再販された場合はこの限りではありません)7/13日追記

 

別件ですが知人からの依頼でε-160ED用の鏡筒バンド(TB204)を製作中です。TB125EDP同様,20mmの板から切削加工した高剛性仕様です。先日紹介した単品加工は割高なので,ある程度まとめて製作していますがε-160EDをご検討の方はご一報いただけると幸いです。価格は55,000円,8月中旬完成予定です。記事を修正しました。7/13日追記

|

2020年7月10日 (金)

レボルビング装置は彗星撮影用としても有効です

B200710

ネオワイズ彗星が東の空低くに現れていますが九州は連日の大雨でどうにもなりません。夕方の空に周る20日以降に期待したいです。

ところで今回のネオワイズ彗星は地平光度が低いので,地平の風景も入れた撮影になるでしょう。写真のシグマ135mmF1.8のようの三脚台座がないレンズで追尾撮影する場合はレボルビング装置があると地平線との平行合わせが容易です。

以下は2013.3月に現れたパンスターズ彗星の写真です。これは三脚台座のあるZuiko150mmF2で撮影したのでレボルビング装置は使ってませんが,台座のない広角~135mmクラスの場合レボルビング装置があると便利でしょう。

RR-92は生産を終了しましたが本日現在,EOS6D用が1台(PC6DR*3,BL6D*1),6DMⅡ用が7台, GFX-50R用が2台の在庫があります。D810A用は完売しました。EOS6DFor PC6DRは完売しました。7/11追記

Panstarrs_13_3_3_s

|

2020年7月 6日 (月)

SM135BLの補足説明

B2007061

昨日紹介したishootSM135対応の縦横切替ブラケットの補足説明となりますが,写真のようにDP38-86の中間位置に装着すれば前後バランスがとれます。

写真は前後バランスがとれた位置てすが,プレートをボディ側に突き出してもボディと干渉しない設計なのでDP38-110や190も使用できます。(設計に用いたカメラボディはD810Aです。他のカメラでの確認は取れていません)

なお,DP38-86は在庫が一桁になっており在庫限りで販売を終了いたします。既に販売を終了したDS38と併せ秋には後継機種を発売予定です。完売しました。追加製作の予定はありません。7/9追記

B2007062

|

2020年7月 5日 (日)

ishoot製SM135対応縦横切替ブラケットが完成しました

B2007051

こちらの記事で紹介していたishoot SM135対応の縦横切替ブラケットSM135BLが完成しました。ご予約の方へは一両日中に案内いたします。

この商品はishoot SM135専用として開発したので,前後方向のバランスがとれるなどPPROMINAR500mm/F5.6用のLB38-90の流用より使い易い上に軽量です。

販売するSM135BLはL型のブラケット本体のみで,縦構図側のアルカスイス規格プレートはSM135付属のものを流用します。横構図側には別途プレートが必要です。取付ボルト穴の都合上DP38-86をお勧めいたします。(ボルト1本固定になりますが市販品も使えます)

SM135BL(9,900円)はご予約分のみ製作しましたが僅かな余剰がございます。

なお,SM135BLは当方が入手したSM135を元に設計しています。仕様が変更されている可能性もあるため製作図をお送りしますのでご確認の上ご注文お願いします。以下は各方向からの写真です。(写真のFC-50赤道儀の赤緯面に装着したプレートは販売を終了しています)

B2007055

B2007054

B2007053

B2007052

|

2020年7月 2日 (木)

FSQ-106EDP用スケアリング調整対応OAGの開発について

B2007022

現在FSQ-106EDP用のスケアリング調整対応OAG(2AD-OAG)を開発しています。

2AD-OAGはFSQ-106EDP接眼部の2種アダプター(CCA-250)にOAGユニット装着部とスケアリング調整機能を組み込んだもので2種アダプターと同一光路長設計です。カメラ接続側は2種アダプターと同じM54Fに加えM72Fも準備する予定です。

写真手前中央はタカハシとボーグの純正パーツを使いGFXマウントを装着した状態です。645レデューサーからのバックフォーカスは73.5mmに合わせています。

 

これから646RDとの干渉やOAGのピックアップなど実機確認を行い目途が立った時点で特注品として受注いたします。

(受注は8月目途。M54,M72何れも19,800円の予定。OAGユニットは含まず)

また接眼部の構成がFSQ-106EDPと同じCCA-250でも併せて実機確認を行う予定です。なお構成上F3RDでは使用できません。

|

SUPERMOUNT社製Cygnusシリーズカーボン三脚について

B2007021

ハーモニックドライブ改造したEM-200をSUPERMOUNT社製Cygnusカーボン三脚(天文ハウストミタ扱い)に搭載してみました。

Cygnusシリーズはカーボンチューブの太さや搭載機材に加え,エレベーション機構の有無など多彩なバリエーションですが,紹介するのはシリーズ中堅のCYG48のEM-11/200用です。

これまでP-2クラスまでを対象とした海外遠征用PTPシリーズを開発してきましたが,このCyg48は驚くばかりの強度でPTP-C22とは異次元のカーボン三脚です。

これだけの強度を有しながらCyg48の重さは約4kgです。写真の赤緯軸をハーモニックドライブ化したEM-200DHDは約4kg軽量化されているので三脚も含めた重さがノーマルのEM-200と同じ重さになっています。

なお赤道儀取付面は簡単に取り外せるので,近日中に90S用のアダプターを試作する予定です。(Cygシリーズと90S用などの特注アダプターセットは当方でも受注しますが,三脚単体は天文ハウストミタへお問い合わせください)

|

« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »