90S赤道儀自動導入改造の終了とEM-200DHDの状況について
90S赤道儀の赤緯側をハーモニックドライブに置き換えて,自動導入を可能とした90SGOTO改造は計画数量に達したため受注を終了いたします。2017,8月からの3年間で22台(確認改造2台+製品20台)の改造を行いました。
当面はご予約の多いEM-200DHD改造(写真右)をメインに行って行きます。なおハーモニックドライブは確認用として2台,製品用としてロット10台単位で手配します。2020年は確認用も合わせた12台全てご予約いただいております。2021年は10台実施で計画中です。計画を見直しました。11.28日追記
そのEM-200DED改造の状況ですがMTS-3仕様でご注文分は今月20日前後,TITAN TSC仕様は9/5日頃の出荷予定です。
以下は改造後のバランスウエイトシャフトです。標準品として18φ300,350,400mmを準備しました。赤道儀とはワンタッチで着脱できます。
標準で1本附属しますが追加も可能です。嵌合部の「コマ」が接合された状態で6,600円です。また追加費用なしで20φや25φへの変更も承ります。
改造後の重さは約12kg(ウエイトシャフト含まず)です。アリミゾが標準装備なのでアリミゾとウエイトシャフトと同じ重さと見れば,オリジナル状態から4.5kg軽くなっています。
極軸に掛かる荷重は赤緯体が-4.5kg,バランスウエイトの軽減分(1個減った場合)が-5kgなので10kgほど小さくなります。そう考える25kg程度まで搭載できるでしょう。
(EM-200を乗せた台座分は風袋調整を行っています)
なお,P-2GOTO改造もハーモニックドライブの手持ちが3台になりました。この3台は事故対応用として保有したP-2赤道儀(ハンマートーン塗装で未使用に近い個体)とのセット販売を計画中です。3台全てご注文いただきました。2020.8.16追記(90SGOTOは終了ですがP-2GOTO改造は2021年以降10台計画)→最終の5台に変更しました
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