ASI6200MMをFLI社製FWに接続するアダプターセット
こちらの記事で紹介した,ASI6200MMをFLI 社製フィルターホイール(CFW1-5またはCFW2-7)に接続するアダプターとQHY600用スペシャルOAGをセットを受注製作しました。僅かですが余剰がございます。完売しました。10/11追記
詳しくは以前の記事で紹介していますが,光路長はQHY OGA-Mに附属する3mmのスペーサーを併用すれば57.2mm*になります。タカハシ鏡筒のM54部からのバックフォーカス56.2mmに対して1mm長くなっています。
*SOAG:18.2,スペーサー:3,CFW:20.5,FLI-6200AD:3,ASI6200:12.5→合計57.2mm
この構成のメリットは,OAG側で行う鏡筒のスケアリング調整とは別に,C-MOSセンサーの傾きをASI6200MMに装着するアダプター(FLI-6200AD)で調整できる事です。センサーの調整ができればカメラのみを回転ができるため縦横構図変更が容易です。
QHY600用SOAGとFLI-6200ADのセット価格は34,100円です。(在庫数は2セットのみ,QHY OAG-Mは含まず)CFW1-5(2-7)のフロントパネルへのネジ加工は無償で行います。
写真は手前左からビクセン用M60/M56テーパーリング,タカハシ用M54テーパーリング,FLI-6200ADで,左奥は加工したCFWのフロントパネルとそれにQHY600用SOAGを取り付けた状態,右はFLI-6200AD装着したASI6200をCFW1-5に装着した状態です。CFWに対してカメラの回転や着脱が容易に行えます。
このところ公共や個人天文台の自動化改造工事が立て込んでいます。光学センサーによる望遠鏡格納位置からの全自動導入やリミット機能に加え,降雨信号による望遠鏡格納→格納完了後にスライディングルーフを閉鎖するシーケンスも行います。ASCOMにも対応するのでリモート天文台用としても便利です。
基本は出張作業ですが,システム構成や動作確認に時間を要すため,当面は改造の受注を休止しております。(既にEM-200DHDなどの改造のご予約をいただいている方へは近日中にご注文の案内をいたします)
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