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2020年10月25日 (日)

P-2赤道儀のポータブル化について

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こちらの記事で紹介していたP-2赤道儀ポータブル化改造の製品仕様が完成しました。試作から赤緯体を大きくし駆動用電池と極軸望遠鏡の視野照明装置を内蔵しています。

赤道儀本体は純正状態から1kgほど軽くなっていますが,不動点からカメラ搭載面までの距離が半分ほどになるのでウエイトの軽量化が図れます。写真は3.5kgほどの機材(EOS Ra+200mmF2)を搭載した状態ですが1.4gのウエイトで運用可能です。

 

以下はAMD-1N側からと乾電池収納部の蓋を外した状態です。内蔵した極軸望遠鏡の試写照明はこの電池を電源としています。なお蓋の上部はUNC1/4タップを設けているのでポールマスターや自由雲台も搭載できます。

パノラマヘッド装着面にはUNC3/8に加え,2-M6,17.5mm間隔のタップも施しているので片持ちフォークのアームなどを装着可能です。(後日紹介予定)

 

改造費用はAMD-1Nや赤緯体の交換に加え,極軸体のオーバーホールを含めた一式で55,000円(税込,パノラマヘッドは含まず),受注は2021.1の予定です。改造で取り外した赤緯体はオーバーホールをせずにご返却します。極軸体に加工は行わないため元通り修復できます。

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