低重心の高度方位調整装置 XY60の紹介-2
1月前に紹介していた低重心の極軸高度・方位調整装置XY60が完成しました。前の記事で紹介したとおり,ポータブル赤道儀の極軸高度方位調整以外に,ツイン鏡筒の光軸調整用としてご使用いただけます。
上の写真は強度を試すためにDS38R-60を取り付けたXY60(オプションの両軸クランプ併用)に92mm屈折望遠鏡を搭載した状態です。鏡筒の重さは5.5kgありますが極めて低重心なので振動もなく実用上何ら問題ありません。
XY60は12/25日の発売で価格は税込み24,200円です。ご購入後の変更も容易ですが,ご注文時点で35°か0°をご指定ください。また両軸のレバークランプは1,375円です。ポータブル赤道儀の極軸調整用の場合は不用です。
以下は右手前がXY60の35°仕様,左がそれにDS38R-60を装着しています。奥はツイン鏡筒用として片方にDS38Nを,もう片方にXY60の0°仕様+DS38R-60をツイン鏡筒用プレート装着しています。(写真は流用品ですが2021年早々専用品を発売します)
XY60の本体重量は約370g,DS38R-60を装着しても500gほどですが最初に紹介したとおり,5kgクラスの鏡筒を余裕で搭載できます。
以下はMark-X用プレートを装着した状態です。ベースモデルでの運用程度なら充分な強度です。こちらは2個のみですが26,400円で販売いたします。 Mark-X用プレートは完売しました。1/4日追記
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