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2021年1月

2021年1月31日 (日)

DS38N(R)対応プレートの展開について-2

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先日の記事で紹介していた新たなDS38N(R)対応フプレート2機種が完成しました。何れもXY60(62,70)にポラリエやスカイメモR(RS)ポ搭載するためのアルカスイス規格対応プレートです。

短い方がポラリエ用のDP38-70です。表側にはポラリエの三脚固定部に合わせた溝があるので中央1本固定でも赤道儀が回ってしまう心配はありません。(XY60及びXY62にDS38N(R)経由でポラリエを搭載する場合は90度角度を変えるためのSP50-15)が必要です)

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長い方はスカイメモR(RS)用のDP38-128です。スカイメモ裏面にM8ボルト2本で固定できます。

何れも通常のアルカスイス規格プレートより肉厚で35mm間隔でM8タップも施しているので上記以外でも使えそうです。

 

価格はDP38-70が6,600円,DP38-128が8,800円で2月5日発売です。送料は一律370円です。何れも限定商品ではありませんが,1ロット当たりの製作数量が少ない事から欠品期間が2~3ヶ月になる場合もございます。

なお先月発売開始したXY60の初期ロット55台は在庫が3台になりました。完売後は3月に第二ロットの55台を製作予定です。初期ロットは完売しました。2月1日追記

以下はDP38-70とDP38-128の表と裏側です。タップはM8用で長穴はM6やUNC1/4に対応します。

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2021年1月27日 (水)

DS38N(R)対応プレートの展開について

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当方で商品化しているプレート/クランプ(アリガタ/アリミゾ)は75,45,38シリーズの3機種です。当然ですが赤道儀に装着するクランプと鏡筒(カメラ)側のプレートが同じサイズでないと接続できません*。

写真はDS38R-60を装着したP-2赤道儀です。このクラスの赤道儀にカメラレンズを搭載する場合は,カメラ側の自由度からアルカスイス規格品の組み合わせが便利ですが,カメラレンズより大きな天体望遠鏡ではビクセン規格品が一般的なのでクランプを付け替えなくてはなりません。

そこで,アルカスイス規格でありながら天体望遠鏡にも対応するプレートを計画しています。

対応するクランプ側はDS38N(R)への移行でビクセン規格のDS45同等の強度を確保しているので,プレートを拡充すればアルカスイス規格ベースでの運用をご提案できると思います。

第1段として商品化するのは以下のDP38-222です。222mm長のベースプレートやツインカメラ用の光軸調整プレートとしてご使用いただける多目的仕様です。

また,DS38R-60などを装着したXY60にスカイメモRやポラリエを搭載するためのプレート(DP38-128,DP38-70)も開発中で2月発売予定です。これらの38シリーズプレートについては完成しましたら詳しく紹介いたします。

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*技術的には38,45何れのプレートにも対応するクランプの製作はできますが,物理的制約から下段が38,上段が45になり幅の狭い38がクランプの底に収まります。プレートに取り付けた機材によってはクランプの壁が干渉するため商品化は見送っています。

その逆の38/45何れのクランプ(45側は当方DS45,DS45Nのみ)にも対応するプレートは容易です。近日中に商品化を計画しています。

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2021年1月23日 (土)

アルミフレームを使ったミニスライディングルーフー2

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昨日に引き続きアルミフレームで作ったスライディングルーフの紹介です。

アルミフレームは様々な形状がありますが,主要部は30×30mm角のフレームを使いました。柱や梁の他,1枚目の写真で屋根の最上部にも使っています。

また以下は45度傾斜した状態で接続できるフレームなので直角の屋根を作るのに便利です。指定した長さで納品されるため組み立ては容易です。

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以下はスライディングルーフのレール部ですが,今回は屋根が小さいので吊り戸用のレールを上下逆にして使っています。この程度の屋根なら台風でも問題ない強度でしょう。また梁や柱はこのような専用金具で接続できます。

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アルミフレームの基本的な固定方法は以下のような接続金物とナットです。ナットは後入れ式の方が便利です。完全に直角が出ているので写真のように固定すれば強度・精度ともに高く,肉厚1mm程度の軽量鉄骨のスポット溶接構造より強いようです。

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気になる価格ですが今回の例では概ね以下のとおりです。(取引のあるミスミの価格ですが,個人でも購入できるモノタロウなども同程度のようです。ポリカ板は手持ちのため計上してません)

  • 柱,梁材(30mm角アルミフレーム):20,000円(約1,000円/m)
  • レール,車輪:15,000円
  • 接続金物,後入れナット,ボルト:15,000円(約150円/1カ所)
  • その他:5,000円

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2021年1月22日 (金)

アルミフレームを使ったミニスライディングルーフー1

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年末・年始のお休みを使って自宅屋上にアルミフレームでミニスライディングルーフを作りました。寒波の襲来などで進みませんでしたが,やっと形になったので紹介いたします。(まだ側面の壁など未完成です)

今回作ったのはアルミフレーム(30mm角の6シリーズ)の強度評価が主な目的で,フォーク赤道儀+VSD100クラス用で80×80cmしかありません。80cmにしたのは外からの機材へのアクセスが可能なようにです。

今回の試作機で,強度上の不安は感じられませんでした。次のステップとしてメインの人が入れるサイズにも着手するので併せて紹介して行く予定です。

なお,屋根や壁は手持ちがあった透明のポリカ板を張っているので温室のようになっていますがブラウンなど遮光性のある材料がお勧めです。

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2021年1月18日 (月)

QHY268M/ASI2600MM用アクセサリー開発について-2

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QHYやZWO社製の冷却カメラ用アクセサリー開発のため光学面の傾きを測定できるオートコリメーターを導入しました。一部破損していましたがネットオークションで安価に入手できラッキーでした。

カメラ本体はフランジ面に対してセンサーは平行に調整されていますが,それらに装着するフィルターホイールなどは傾きがみられます。以下のフィルターホイールは上下面で角度の10分(1/6度)ほど平行がズレていました。43φ円の中心と端で60μmほどに相当します。

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以下はFLI社製のCFW1-5にOAG対応のスケアリング調整装置を装着した状態です。このようにすれば極短時間でテーパーリングとカメラの接触面を平行(角度の1分以下,43φ円の中心と端で5μm以下)に調整できます。

なおテーパーリングは旋盤加工品なのでM54ネジ込み部とスケアリング調整装置の接続面に傾きはありません。

 

スケアリング調整装置などのアクセサリーをカメラ本体(当面QHY268M/ASI 2600MMのみ)やフィルターホイールと同時ご購入の場合,ご希望の方へは組込・調整を行ってから出荷する計画です。

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2021年1月17日 (日)

QHY268M/ASI2600MM用アクセサリー開発について-1

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諸事情でASI 2600MMについては以下で説明する構成は採用しない事になりました。QHY268Mについてはカメラ入荷後に決定します。2/3日追記

ASI6200MM関連パーツの再販については先日のブログで紹介していますが,間もなく発売されるQHY268M/ASI2600MM用のアクセサリー開発も始めました。

QHY268Mはフランジバックの短縮のために,同社のカメラでは標準附属だったテーパー接続が廃止されています。開発中の台座付の接続アダプター(図のグレー部)はフィルターホイールとカメラをテーパーリングで接続しこの部分で縦横の構図変更が行えます。

また,フィルターホイール/接続アダプター部と,テーパーリング/カメラ部には独立したスケアリング調整機構を持たせカメラ回転によるスケアリングズレを防止できます。

さらにフィルターホイールの光学系側には,カメラマウント(図はNIKONですがCANONも予定)と望遠鏡(タカハシM54接続)何れにも対応させる計画です。(この両端M54の延長筒はOAG対応も視野に入れています)

 

なお,従来のQHY600M/ASI6200MM用OAG接続キットも平行して販売予定です。QAGを優先するか,カメラレンズとの併用や回転を優先するかでお選びいただける予定です。

ASI2600MMも同様な構成で計画していますがFWの厚みなどの違いからカメラマウント部は実現しない可能性もあります。現在両社のカメラなどを調達中なので,現物を入手後に実施設計に移りその時点で計画を変更する場合もあります。

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2021年1月10日 (日)

送料改定のお知らせ

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2021年出荷分から通常商品の送料を以下のとおり改定いたします。全国一律で税込み価格です。

  • レターパックライトで発送できる商品:370円
  • 上記以外の商品はレターパックプラス相当額:520円
  • ご購入商品の税込み合計額が30,000円以上の場合:無料

写真のDS38R-60やDP38-84など,厚みが3cm,重さが4kgまではレターパックライトで発送します。TP60-252やDP75-252なども対応できます。

上記を超える物は,荷姿によりレターパックプラスやヤマト運輸宅急便(コンパクト含む)を利用します。送料は大きさ,重さを問わず全国一律520円です。

なお,上記は通常商品の場合で赤道儀改造などに伴う返送料は実費を申し受けます。

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2021年1月 9日 (土)

ASI 6200MM関連パーツの再販について

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一昨日から積雪のために,本日現在ヤマト運輸の集荷が止まっています。申し訳ございませんが発送は明日以降となります。

 

ASI 6200MM Pro用のタカハシM54(ビクセンM56/60)テーパー接続キット(スケアリング調整付)は昨年販売を終了しましたが,ご要望が多いので再販(10台/ロット)します。
合わせてFLI製CFW1-5などにASI 6200MMを接続アダプターも再販いたします。何れも再販第1ロットは2月中旬の完成予定です。

 

ご依頼は近く発売されるASI 2600MM Proでの使用との事で,構成やフランジバックが6200MMと同じなので2600MMでも使用できるそうです。2600MMに搭載したセンサーは,APS-Cサイズ,26MピクセルのSonyのIMX571で極めて高感度です。価格も2,300ドルほどなので大ヒットするでしょう。

最初の写真はASI6200MM用に製作したNIKONマウント付のマニュアルフィルターホイール(受注生産 60,500円 )です。6200MMはFLIと同じテーパー接続になっているのでフィルターホイールの3カ所のツマミでカメラの回転/着脱ができます。

また,スケアリング調整は,マウント側にレンズ側の光軸ズレを調整する機構を,FLIアダプター側にカメラ側調整が独立しているので,カメラを回転してもスケアリングズレは発生ない設計です。マウント近くにあるツマミを回せばGレンズの絞りも可能です。ASI2600MMとの組み合わせなら,300,000円程度の予算でカメラレンズでのナローバンド撮影が楽しめます。

 

以下はASI6200と組み合わせるFLI製CFW1-5に装着したビクセンM56/M60テーパー接続キットと,特注依頼品のCANONマウント改造品(イメージ用にマウント置いただけの状態)です。これらも今月から受注を再開しますが蓋部への加工(無償)が必要になります。

 

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2021年1月 6日 (水)

低重心の高度方位調整装置 XY60の紹介-4

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新年あけましておめでとうございます。本年も旧年同様よろしくお願いいたします。

 

昨年に引き続きXY60の紹介になりますが,今回は写真の初代ポラリエのように,外装が東西方向に長い特殊なポータブル赤道儀の搭載例です。

XY60は極軸方向が長い,標準的なポータブル赤道儀の搭載を想定しているのでDS38Nなどを取り付けるM8タップ2カ所は南北方向になります。

そのため初代ポラリエなど,外装が東西方向に長い機種での使用では,取付面を90°回転できるSP50-15の併用をお勧めいたします。15mm嵩上げされるため,北方の高度微動ネジとDS38Nのロックレバーの干渉が防げます。

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写真のポラリエ用極軸望遠鏡は販売を終了しています。

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